小倉智昭&さだまさしの娘・詠夢がクラシックの魅力を紹介!「父の曲は普段聴いてません(笑)」

2018/03/24 05:00 配信

バラエティー

新番組「恋するクラシック」でMCを務める小倉智昭(写真右)、佐田詠夢(c)BS日テレ

小倉智昭さだまさしの娘・佐田詠夢がMCを務める新番組「恋するクラシック」(BS日テレ)が、4月2日(日)夜9時からスタートする。

本番組は、敷居の高いイメージを持たれがちなクラシック音楽を、親しみやすく届ける音楽番組。若手演奏家などの豪華ゲストとともに、トークや演奏でクラッシックの魅力を伝えていく。

番組スタートにあたり、小倉と佐田のコメントが到着した。

小倉智昭コメント


音楽全般が好きで、クラシックはその一つです。クラシックは決して難しいと思っていなくて、とても楽しいものだと思ってます。一般的にはコンサートにお洒落しなくてはいけないなど、窮屈で敷居が高いとお考えの方が多いですよね。そうではなく、もっと楽しいものだよと伝えていきたいです。

これまで特別番組で携わったことはあるのですが、今回レギュラー番組は初めてですので、楽しみにしています。

クラシックとの出会いは小学校5年生のときです。音声もモノラルの時代でした。学校の視聴覚教室でラヴェル「ボレロ」を先生に聞かせていただいたのがきっかけです。あの次第に音が膨れ上がっていく構成に感銘を受けて、すぐレコードを買いに行きました。

「ラヴェルのボレロをください」とお願いしたら、お店の方が「(種類が)たくさんありますよ」とおっしゃって驚いたのです。オーケストラ別に紹介されて、視聴してから1枚選んで買いました。

ある曲に対していろいろな演奏家たちが解釈、演奏をしているたくさんの音源があることを知り、「同じ曲でもニュアンスが違う」という、クラシックのおもしろさを感じました。

佐田さんとは初対面ですが、お父さま(さだまさし)とは親交が深く、本番組の件でメールで何度か連絡をとりました。「娘(詠夢)にテレビのMCが務まるのか?」と心配されてましたね。

自分は演奏家ではないので「プロのお嬢さまを頼りにしております」とお伝えしたら、さださんは「あまり当てにしないでください」と(笑)。トークに演奏にと、大活躍される佐田さんを、皆さま応援よろしくお願いします。

佐田詠夢コメント


小さいころからクラシックピアノを演奏してきました。今までコンサートにお越しいただいたお客さまにもクラシックを難しいと感じている方が多くいらっしゃいます。その様な方たちのために、自分のコンサートではトークで解説をしてから演奏に入るなどの工夫をしています。

クラシックしか聴いてこないで育ちましたので、父(さだまさし)の曲は普段聴いてません(笑)。コンサートでは鑑賞する機会はありましたが、LP(CD)などでは鑑賞したことがありません。父はどちらかというと“はなし家”っぽいですけどね(笑)。家でもずっと話しています(笑)。

家で父は、音楽や仕事の話は一切しません。ピアノを演奏していても、私に対して意見は一切口にしませんでした。時折リズムの解釈を「こう考えてみたら?」という程度でした。

今までテレビ出演の経験があまりないので、番組においてもコンサートのお客さまと同様に、クラシックにたくさんの楽しいエピソードがあることを知っていただけたら幸いです。