「めちゃイケ」最終回【全メンバーコメント】「一つの役割を終えたことを誇りをもって」(前編)

2018/04/01 09:00 配信

バラエティー

めちゃイケ最終回を迎えた岡村隆史


大久保佳代子(オアシズ

遅れて入ってきたのもあり、OLとしてはいったこともあり、出方がわからない。素人同然だったので。そこからOLの大久保さんだった私が、みなさんご存知のように…売れました。OLからめちゃイケのおかげで芸人・大久保佳代子になったと思います。心の中にあるのは88㎞マラソンを大抜擢でやらせてもらって。正直走りたくなかったんですけど、前向きにやろうとしたとき、本番の前日に総監督の片岡飛鳥さんからメールをいただいて「良くも悪くもテレビは人の心が動いた時、初めてテレビとして意味を持つ。明日はあなたがいろんな人の心を動かしてください。大久保佳代子はテレビと縁があったんだ」と書いてあって。そういう縁があったことをうれしく思いました。だから私は加藤さんと違って絶対ゴールしようとおもいました。

(岡村結婚式という設定に戻り)結婚には3つの袋が大切だと言われています。一つは稼いでください「給料袋」、二つ目は手料理期待しています「胃袋」、3つ目は「キャンタマ袋」。ありがとうございました。

福徳秀介(ジャルジャル

僕がめちゃイケに入ってすぐ、僕と武田さんの腕立て伏せ企画が持ち上がりました。打ち合わせで「武田君と腕立てして勝てる?」といわれ、「100%負ける」といいました。すると後日武田さんが楽屋に来て、「福徳絶対負けるって言ったらしいじゃん。ビッグマウスじゃないとダメなんだよ。絶対勝てるって言ってて本番負けたら面白いじゃん」と言われ、僕はハッとしました。だから僕は先日の「ネタNo.1決定戦」の時も「優勝する!ジャルジャルは一位や!」と武田さんの教え通り、ビックマウスをたたきました。そして結果は4位か5位でした。そしてあの日の夜。武田さんが僕のところに来てこういいました。「福徳、ずっと優勝すると言ってたじゃん。でもあんな強気で言われたら笑えないよ」…あんたの教えや!

思い残していることは、ジャルジャルの存在価値。「めちゃイケ」が終わってからのテーマでもある。

なので今年のM-1グランプリ、絶対優勝して、テレビにいっぱい出て、めちゃイケに負けないジャルジャルの番組をもって、めちゃイケに恩返ししたいと思います。

重盛さと美

私はバカです。ずっと勉強できないことが自分の短所だと思って生きてきました。「めちゃイケ」に入って、「めちゃイケ」はそんな私の短所を笑ってくれました。個性に変えてくれました。(テスト企画も)放送されるまでいじめられた感覚だった。でも放送後のブログのコメントが4000件くらい。事務所にもお手紙がいっぱい来て、それで人生で初めて「自分も生きていてよかったな」と生きがいを感じました。私のことが好きだと言って応援してくれるファンの方もできました。こんな幸せなことはないです。

「めちゃイケ」の放送は終わりますが、終わるからこそ、できていることも今あるのでちょっとワクワクしています。最後に私ごとなのですが、ここでいうのも恥ずかしいのですが、このたび「めちゃイケ」への思いを曲にしました~!