有野晋哉
結婚というのは一生を添い遂げる伴侶を見つけることです。同じように仕事も一生そいつとやり遂げられるのかというものを見つけるものです。僕は芸人を長く続けるつもりはなかった。濱口に思い出作りのつもりだったので。僕はコックになりたかったんです。23歳で(東京に)住んで、25歳くらいにこの番組が終わって、ささっと大阪に帰ろうと思ったんです。でも気づいたら、この番組22年やりやがるんです。
…嫌な表現しますよ。ゴールデンの番組だからお金がもらえると思ってはじめて。でもいろんなところから「めちゃイケ」と付き合えていいなぁといわれ、なんとなく流れ上、添い遂げて、結婚して一緒になりだして。こいつなしではやっていけないなぁとなったところで、パンと死なれた感じですね。ほんま金目当てで付き合いだしたら、楽しくて。毎週火曜水曜(収録日)に会えるのが楽しくて。25歳には振ろうと、いや振られるのかな思っていたら、長く続いてしまって。ということは僕は「めちゃイケ」の身の丈に合う男になるために芸人の仕事を…うーん一所懸命やるようになったのかな…。
鈴木紗理奈
「めちゃイケ」の現場に比べたら、怖いものはなんかないという自信はどっかで(ありました)。めちゃイケの頑張ろうぜっていうチームワーク感というか絆は現場で作るというか。それは学んだことというか、もらったことやと思うんですけど。
加藤(浩次)さんからは「生き様」というものを教えてもらいました。矢部(浩之)さんからは「冷静さ」「みんなを見る力」を教えてもらいました。岡村さんから「誠実さ」を学びました。光浦さんからは「豊かな知識」を。有野さんから「奥ゆかしい優しさ」。濱口さんからは「現場を楽しむ」。大久保さんからは「秘めるパワー」みたいなものを。ヒナ(雛形あきこ)からは「プライド」を。山本さんからは「あきらめない」「腐らない」ことを学びました。さみしいことは毎週みんなに会えなくなることです。気が付いたら16個の武器をみんなからもらっていました。この武器をもって、「めちゃイケ」が終わっても、いろんな現場戦っていきたいと思います。心の中で力になって、みんながいてくれる気がします。
矢部「紗理奈さま。武田様にも触れてあげてください(笑)」
…ミュージカルを教えてくれました
(※ちなみにミュージカルを行ったのは先月2月17日放送「爆烈お父さん」最終回でのこと)
敦士
リアルに思ったのは、三ちゃん(新メンバーの三中元克)がいなくなって、もう一回オーディションをした時、視聴者の方の投票で本当にいなくなった時、俺も(卒業)あるなと思ったんですね。なんかやらなきゃなってずっと思って。…結果今までできませんでしたけど。皆さんが笑いを取って輝いている姿がうらやましくて…。特に一緒に加入した新メンバーがどんどん存在感を増してきて。
(不意に岡村の結婚相手役の犬の人形が映り、笑いが起き、一時中断)。人生何があるかわからないなって楽しいこといっぱいあるんだなって感じさせてくれる番組だと思いました。本当に感謝しかありません。皆さんにこれから敦士カッコよくなったね。って言ってもらえるような人間になりたいと思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)