1971年、岐阜県のある田舎町で食堂を営む晴(松雪泰子)と宇太郎(滝藤賢一)夫婦の元に、女の子が生まれる。一方、町内で写真館を営む和子(原田知世)と弥一(谷原章介)夫婦にも、同じ日に同じ病院で男の子が誕生。2人の赤ん坊はそれぞれ、鈴愛、律と名付けられた。そして2人は、いつもそばにいる、特別な存在として育っていく。
小学3年生になった鈴愛(矢崎由紗)と律(高村佳偉人)は、幼なじみたちとにぎやかな毎日を送っていた。だが、あるとき、鈴愛は片耳に異変を感じるようになる。鈴愛は晴と宇太郎に連れられ、名古屋の大学病院で検査を受けることに。後日、深刻な事態が起きていると告げられる。
高校3年生になった鈴愛(永野芽郁)は、律(佐藤健)や幼なじみたちと同じ高校に通っている。都会ではバブルが絶頂を迎えているというが、鈴愛の住む田舎町ではその恩恵にあずかれずにいた。そんな中、町にテーマパークを作る計画が舞い込む。そして、これまで浮いた話などなかった鈴愛と律にも、運命的な出会いが訪れる。
高校最後の夏休みが近づき、鈴愛は就職活動を始める。地元企業の試験には連戦連敗するも、何とか、農協から内定をもらえることに。その後、律から借りた少女漫画がきっかけで、秋風羽織(豊川悦司)が描く世界に魅せられた鈴愛は、見よう見まねで漫画を描き始め、秋風のトークショーを律と見に行くことに。
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