テレビ朝日がこの春、ドラマファンも納得の新作ミステリー「未解決の女 警視庁文書捜査官」(4月19日スタート、毎週木曜夜9:00-9:54テレビ朝日系)を放つ。その期待度と見どころを、ドラマに詳しい4人の識者に聞いた。
麻見和史の警察小説を原作に、文字に隠された真実を読み解く“文書解読係”の活躍を描く「未解決の女―」。初共演の波瑠と鈴木京香が肉体派×頭脳派の“女性バディ”を組み、個性的なメンバーと共に文字に隠された真実を読み解き未解決事件を追う。
19日放送の第1話は…。燃える正義感と直感を武器に捜査する熱血刑事・矢代朋(波瑠)は無鉄砲な熱血捜査で負傷していた。1カ月の昏睡状態から目覚めた朋は、財津警部(高田純次)に連れられ、別名“倉庫番”と呼ばれる「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)へ異動することに。“倉庫番の魔女”と呼ばれる文書解読のエキスパート・鳴海理沙(鈴木)ら先輩刑事と共に10年前の未解決事件の再捜査に乗り出す。
1話完結ミステリーの制作に豊富な実績のあるテレビ朝日。
数々のドラマを取材してきたライターの小田慶子氏は「波瑠×鈴木京香×テレビ朝日の組み合わせで、女性版『相棒』になってほしい」、メディアジャーナリストの長谷川朋子氏は「刑事ドラマを多く手掛けるテレ朝が、女同士のバディものを初企画。脚本が大森美香で『あさが来た』(2015-2016年NHK総合ほか)の成功体験が再び? 長く続くドラマ作りも得意とするテレ朝枠ですから、気負わずに楽しめそう」とそれぞれコメント。
10年、15年と続く長期シリーズを数多く擁するテレビ朝日だけに、ハマれば息の長いシリーズへと成長する可能性も十分にある。
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