――トリプル主演の1人です。開幕が迫る中、今のお気持ちは?
もうホントにやばいです! まだ舞台の経験は今回で2度目だし、このお話をいただいた時は舞台経験もまだだったんですよ。こんな私が、しかも人気作品の主演になって大丈夫かすごく心配だったんですけど、稽古が始まってからどんどんお芝居や今回の作品の魅力に引き込まれていって、今、何とかやってます!
――稽古は楽しいですか?
はい! 共演者の方は優しくて楽しいし、演出の細川(博司)さんからたくさんアドバイスをいただきながら頑張ってます。
――「魔銃ドナー」はアクションシーンが見どころですが、殺陣の稽古は順調ですか?
とばりちゃんはまだバイツになりたての初心者吸血鬼なので、そんなにたくさんのアクションがあるわけではないんですよ。最初は守られてばかりで、危なくなったら誰かに助けてもらうという感じで。
でも、話が進むにつれてちゃんとバイツとして成長していくので、格好良いとばりちゃんもしっかりお見せできます! 昨日ちょうどその殺陣稽古を付けていただいて、「おお~、来たぞ!」って感じになったところです。
――虹コンでは激しいダンスをされてますが、殺陣に生かせる部分はありましたか?
ダンスではカウントがありますけど、殺陣もやっぱり合わせるタイミングが大事だなって思います。「こう来て、こう動いて、こう!」みたいな。そういうのはすごく楽しくて、覚えるのも得意です。私、戦うのって好きなんですよ。
――何か習っていましたっけ?
じゃなくて、ゲームが好きなんです。「モンスターハンター」みたいなビシバシするゲームが好きで、殺陣をやってみて、「これだ!」って思ったんです。とばりちゃんは素手なので、「はぁっ!!」(手から何かを出している)ってやったりするから、本当にゲームの中で戦っているような感覚になるんですよ。それがすごく嬉しくて、昨日の稽古はウキウキでした。
――とばりの注目ポイントですか?
そうですね。でも、アクションだけでなく、一番はとばりちゃんの成長を見てもらいたいです。お話の中でどんどん成長していって、小さい頃のとばりちゃんを演じるシーンもあって、色んなお芝居をお見せできると思います。
――最後に、虹コンのファンの人にメッセージを。
虹コンのファンの方は、きっとアイドルの中村朱里しか知らない人が多いと思うんです。だから今回の黒樹とばりちゃんを通し、私の新しい一面をお見せできるように頑張りたいです。
「朱里ってこんなこともできるんだよ!」というのを伝えたいので、ぜひ見に来てくれると嬉しいです!
取材・文:鈴木康道
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