ディーン・フジオカが3変化!骨太人間ドラマ「モンテ・クリスト伯―」はココに注目

2018/04/12 06:15 配信

ドラマ

恋人との幸せな日々を過ごす青年時代の暖(ディーン)(c)フジテレビ


世界的に愛される名著を原作にした骨太な人間ドラマがこの春、スタートする。ディーン・フジオカ主演で描かれる重厚な復讐ドラマの見どころを押さえて、ドラマをじっくり味わおう。

さわやかな青年から復讐鬼へ…まるで別人に


暖のよき先輩社員・神楽清(新井浩文)だが、その裏の顔は…(c)フジテレビ


モンテ・クリスト伯 ―華麗なる復讐―」(4月19日スタート、毎週木曜夜10:00-10:54※初回は夜10:00-11:09フジテレビ系)。日本では「巌窟王」の名で知られる小説「モンテ・クリスト伯」の舞台を日本に置き換えたディーン・フジオカ主演のドラマだ。原作者のアレクサンドル・デュマはフランスきっての文豪で、小説「三銃士」の作者としても知られる。

そんな文学作品をドラマ化した「モンテ・クリスト伯―」。本作でまず注目したいのは、心優しい青年・柴門暖(さいもん・だん、ディーン)が15年の獄中生活を経て別人のような復讐鬼に変わっていく、その変貌ぶりだ。

守尾漁業で漁師として実直に働いていた暖。素朴だが明るい性格で、上司からの評価も高い。恋人・すみれ(山本美月)との結婚も決まり、公私ともに幸せの絶頂にいた。

しかし身に覚えのない罪で投獄されると、まるで仙人のような長髪&ひげ面の囚人に。暖は、恋敵や出世をねたむ先輩、警察官の保身によって、異国の地で15年間投獄されてしまうのだ。

15年後、復讐鬼となって帰ってきた暖は、見違えるような洗練された美しさをまとっている。バンパイアのような美しいいでたちで別人に成りすまし、自らの人生を狂わせた人物たちに近づく。獄中生活で謎の男・ファリア真海(田中泯)から全ての知恵を授かっていた暖は、復讐という第2の人生へ向かう。