鮮烈な印象を残す、内村のキャラクター。それを目の前で見ている中川にインタビューを行い、印象などを聞いてみた。
――今回の「ファミレス塾」の見どころはどんなところですか?
4回目になったんですが、「まだこういうパターンがあったか」という、新たなオープニングスタッフの1人が登場して。今までにないものになっています。
今回は、エキセントリックというか…攻めたキャラクターです。内村さんが暴れまわっていらっしゃるので、その“暴れまわりっぷり”と、身体能力の高さと体の使い方が見どころだと思います。
――コント「ファミレス塾」も今回でシリーズ4回目ということですが、慣れは感じますか?
慣れというか、自分の中でキャラクターが出来上がってきたなと感じます。
――共演者の方々との掛け合いはいかがですか?
毎回内村さんのキャラクターが違うので、その掛け合いは慣れないですね。
僕もいつも新鮮な気持ちで「どんなキャラクターが来るのかな?」と楽しみにしています。
――今回の内村さんのキャラクターもかなり衝撃的でしたね。間近でご覧になっていていかがでしたか?
あれはすごかったですね本当に…。でも今回だけではなく、いつも相当体も声も張っているので、「内村さんすごいなぁ」と思います。
分かりやすいというか、特徴があるキャラクター作りがすごいんですよ。
台本を読んで、頭の中で何となく想像していたものの何倍にも膨らんだキャラクターで出てくるんです。
――俳優として得るものも大きいんでしょうか。
そうですね。キャラクターの見た目の作り方ももちろん、話し方や動き方も完全に出来上がっているので、毎回見ていて勉強になりますし、面白いなと思います。
――中川さんは、「LIFE!―」ではツッコミ役が多いと思うんですが、ボケをやってみたいという思いはありますか?
ボケのポジションがほぼないので、そっちもやりたいですね。
でもツッコミ役が本当に難しいんですよね…。「ファミレス塾」では僕が唯一まともな人間なんですけど、あのテンションをどのくらいでやるかとかその立ち位置が難しくて。
ツッコミで、テンポ感やノリが生まれていくという部分があると思うので、本当に難しいなと感じています。ずっと模索していますね。
――掛け合いのテンポなどは共演者の方と話し合ったりもするんですか?
リハーサルで、間とか動きのテンポは作っていってます。
間の取り方はやっぱり重要なんですけど、キャラクターを見て驚く時の、驚き方の度合いとか重要で、でもまだ…模索中ですね。
「―ファミレス塾」の鈴木に関しては、4回目なのでキャラクターは見えてきているんですが、コントの中で、あのポジションが「どうあるべきなのか」ということが、毎回手ごたえが違うんです。そこが難しいんですけど面白いです。
――共演者の方で参考にしている方はいらっしゃいますか?
僕の中ですごく好きなツッコミは、田中(直樹)さん。ちょっと意識しているというか、参考にしているかもしれないです。
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