放送中の連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)に、古畑星夏演じる伊藤清(さや)が登場した。
清は弓道部の交流試合のため鈴愛(永野芽郁)たちの通う高校を訪れた美少女で、律(佐藤健)と“電撃的な”出会いを果たした。清の存在は次第に、鈴愛と律の絆に大きな影を落としていくという。
そんな本作のキーパーソン・古畑星夏に、撮影中のエピソードや今後の見どころを聞いた。
──“朝ドラ”初出演の感想を教えてください。
“朝ドラ”のオーディションは何回も受けていたので、出演のお話をいただいた時は素直にうれしかったです。“朝ドラ”を毎日見ている祖母のことも、喜ばせられるなと思いました。
──プレッシャーはありましたか?
撮影に入る前は感じなかったのですが、いざ始まるとかなり緊張しました! いつもは噛まないせりふを噛んだり、せりふも「もっと覚えられるはずなのに…」と思うことが結構ありました。
渋谷で「ずんだシェイク」を買って帰るのを、毎日の楽しみにしていたんです(笑)。
──清の役設定を聞いた時は、どう感じましたか?
「みんなを虜(とりこ)にする、弓道が上手なマドンナ」の役なんて、私には難しいなと思いました(笑)。台本を読んでも(感情の)緩急が激しい役だと思ったし、不安が大きかったです。
──自身と清に、似ているところはありますか?
律と再会した時に、心に残るある一言を言うんです。「あ、この人いいかも」と思う時の“勘”みたいなものは、私と清の似ているところだと思います。
──学校でのロケはいかがでしたか?
学校ってこんなに寒かったんだなと、思い出しました(笑)。でも、やっぱり青春の舞台だし、戻りたいなと思いました。
──弓道の経験はあったのですか?
弓道をするのは、今回が初めてです。服装や立ち姿を見て「弓道ってかっこいい」と思っていたので、役でできると聞いてうれしかったです。
でも、いざ練習してみると難しくて。弓の持ち方や立ち方、どれもすごく複雑なんです。筋肉痛になるし、矢は飛ばないし、嫌になっちゃいそうでした (笑)。
最終的にはちゃんと的に当たるようになったので、挑戦してよかったなと思っています。
──弓道着を着られて、いかがでしたか?
小さいころ合気道をやっていたので、胴着には慣れていたんです。でも、袴を付けたことは無くて、憧れていました。袴の付け方って、意外と難しいんですよね。そこは先生も手伝ってくれないので(笑)、大変でした。
ただ、ちゃんと着ることも弓道の一つの動作ですし、そういう心構えから学べたと思います。弓道のおかげで、作品にも役にもナチュラルに入れたのかもしれません。
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