小澤征悦、“妹”竹内結子と初共演で驚嘆「完全にシャーロックでしたよ」

2018/04/25 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「竹内(結子)さんがシャーロックをどんなふうに演じるのか興味がありました」という小澤


シャーロック派? 和都派?


――ちなみに、シャーロックと和都、どちらが好みですか?

う~ん、どっちなんだろうなぁ。和都は守ってあげたい感じのキャラ。自分がいないとダメなんじゃないかなと思わせるタイプですよね。

シャーロックの場合は、常にバカにされているような気がします。下に見られている感じですかね。

だから、自分がSだったら和都、Mだったらシャーロック。僕はどちらかというとMなので、シャーロックですかね(笑)。

――僭越ながら4月18日に発売された姉妹誌「週刊ザテレビジョン」が創刊から数えて通巻1800号でした。それにちなんで、小澤さんが“18”歳だったころは何をされていましたか?

18歳というと、高校3年から大学1年生の頃ですかね。学生時代は中・高・大学と、ずっとバスケットボールをやっていたんですよ。

だから、18歳の時も引退するまでは、ほぼ毎日部活三昧。そして引退した後は、友達の家に行ってゲームの「ぷよぷよ」をやっていましたね(笑)。

あとは、夜中にラーメンを食べに行ったり、意味もなく車で横浜まで行って、すぐ帰ってきたり。

部活をやっている時は、そんなことをしている時間がなかったですからね。反動で、遊んでばかりいたような気がします(笑)。

――これまでの人生の中でターニングポイントだと思う時期は?

大学2年生が終わって、交換留学のような感じでボストンに行ったんですよ。

日本の大学を一年間休学して。語学の勉強をしようと思ったんですけど、意外と時間が余ってしまって…。

その時に、映画が好きだったことを思い出して、映画監督になるための勉強を始めたんです。カット割りなどを学びながら、その流れで芝居にも触れたりして。

撮る側だけではなく、撮られる側のことも知っておくといいんじゃないかという軽い気持ちでした。その頃は、役者になろうなんて全く思っていなかったです。

でも、芝居をやっていくうちに、自分のセリフ回しや目線などで、見ている人に何かが伝わっているような感覚を覚えてきて。

演技のテストのようなもので、自分が勉強してきたことを発表したら、先生から「ワンダフル!」って言われたんですよ。

これは「あなたの芝居、嫌い」という感想でも良かったと思うんですけど、人に評価される、影響を与えることができる芝居の面白さに気付いたような気がしました。

だから、ボストンに行ってなかったら、役者にはなっていないと思います。監督は、いつかチャンスがあったらやってみたいですね。これは、夢ではなく目標です。

「自分がSだったら和都、Mだったらシャーロック。僕はどちらかというとMなので、シャーロックですかね(笑)」と教えてくれた


取材・文=月山武桜