失敗を恐れず前向きに生きるヒロインの半生を描く連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。本作で永野芽郁扮(ふん)するヒロイン・楡野鈴愛の幼なじみ・萩尾律を演じる佐藤健に週刊ザテレビジョンがインタビュー。ナイーブな律と佐藤の共通点が明らかに!?
佐藤は今回が“朝ドラ”初出演。律は、鈴愛と同じ日に同じ病院で生まれ「鈴愛を守るのは自分」と思っている、物静かで大人びたところのある少年だ。
演じる佐藤は映画「世界から猫が消えたなら」(2016年)や「亜人」(2017年)、「いぬやしき」(公開中)など映画にはコンスタントに出演しているが、連続ドラマへの出演は2015年4月クールの「天皇の料理番」(TBS系)以来3年ぶりとなる。
「意識的に映画をやろうと思っているわけではないんですけど、気が付いたらドラマよりも出演本数が多くなっていました。何となくですけど、自分には映画の方が性に合っているのかなと感じたりもしていて。朝ドラは、普通の連ドラ以上にメディアを代表するような作品。自分とは接点がないのかなと思っていました」(佐藤)
そんな彼が出演を決めたのは、脚本が北川悦吏子氏だということが大きかったという。
「『ロングバケーション』(1996年フジテレビ系)とか、ドラマを見ていて純粋に北川さんの作品が好きだったんです。だから、いつかご一緒できたらいいなと思っていました。そんなときに、北川さんから声を掛けていただいたんです。朝ドラは撮影期間も長いし大変ですけど、北川さんの作品だったらやってみたいなと思いました。それが、出演することを決めた大きな要素の一つです」(佐藤)
律は子供のころからクールな理論派。感情の赴くままに行動する鈴愛とは正反対のキャラクターだが、佐藤自身も共感できるところが多かったとか。
「律はどちらかというと理系で、ロボット作りに興味がある。そこは僕と似ているのかな。友達と一緒にいても何となく同じテンションになれず、ちょっと冷静さが出てしまうようなところが自分にもあったなと思いながら律を演じています」(佐藤)
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