初回視聴率21.8%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を皮切りに、好調な滑り出しを見せている連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。
天真爛漫なヒロイン・楡野鈴愛(永野芽郁)の魅力が本作の人気の理由の一つだが、佐藤健が演じる萩尾律がこぼす直球で男前なせりふにも、SNSを中心に注目が集まっている。しかしその一方で、律には傷つくことを恐れる繊細な心を持つ一面も…。多面的な表情を見せる律のキャラクターを徹底分析!
鈴愛は“やってまった”が口ぐせで、多少の失敗ではめげない女の子。勉強は得意ではないが絵を描くことが大好きで、高校では美術部でのびのびと活動してきた。一方、律は容姿端麗、成績優秀。ヒロイン・鈴愛を幼い頃からすぐ近くで優しく見守り、左耳の聴力をなくした鈴愛に寄り添ってきた幼なじみだ。
そんな律だが、ときにド直球発言をさらりと繰り出し、女子のハートを鷲づかみにする。
鈴愛と同じ日に少しだけ早く生まれたことを、「あいつを守るためだったのかな」と言う。左耳を失聴した鈴愛が「私の左耳は何のためについとる?」と言えば、「かわいいからついてるんやないの? 鈴愛の耳はかわいい形や」。
まっすぐ過ぎる言葉の数々に、SNSでは「律くん可愛い。最高」「ハズい!聞いてるこっちがムズムズする」「律くんに胸キュン」「鈴愛にだけ思ったことを言っちゃってるって、多分律くん自覚してないんだよね?たまらん」と、射抜かれる女子が急増中なのだ。
そんな言葉をさらりと発してしまう律はさぞかし頼りがいのある男…かと思いきや、男前な表情は律の“半分”に過ぎない。もう半分はというと、事故に遭ったイヌのために高校受験をふいにしてしまうなど、実はかなり繊細な心の持ち主なのだ。
そもそも、バスケ部ではエースとして活躍し、女子からも学年を超えてモテモテの律だが、なぜか友達は少ない。鈴愛や同級生のブッチャー(矢本悠馬)、菜生(奈緒)がいない日は、家で一人、大切に育てているペットのカメ・フランソワと寂しく遊んでいる。
バス停で再会した小林(森優作)と初めてのデートに臨む鈴愛にアドバイスをするなど、鈴愛のことを応援していたはずの律。しかし、デートをする鈴愛を思うとなぜか気分が晴れず、ついにはカメの甲羅干しにかこつけて自身も日光浴を始める。
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