水川あさみ、大胆な濡れ場披露も「アクションシーンを撮っているような気持ち」

2018/06/10 07:00 配信

ドラマ インタビュー

水川あさみが主演を務めるドラマ「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」が、6月16日(土)からスタートする(毎週土曜夜10:00-11:00、WOWOWプライム※第1話無料放送)。

同ドラマは、直木賞作家・村山由佳の同名小説(文春文庫 刊)が原作。支配願望の強い夫から逃れるために家を出た35歳の脚本家・高遠奈津(水川)が、舞台演出家や元恋人など、さまざまな男性と恋に落ち“性の快楽”に溺れていくというセンセーショナルな内容だ。

今回、濃厚な濡れ場を体当たりで演じた水川にインタビュー。本作の魅力はもちろん、役作りの苦労や奈津を通じて感じたことを語ってもらった。

「連続ドラマW ダブル・ファンタジー」に主演する水川あさみを直撃!


「『私で務まるのかな?』という不安がありました」(水川)


――オファーを受けたときの率直な感想を教えてください。

今までに演じたことのない作品と役柄ということもあって、まず驚きと喜びがありました。すぐに飛び込んでみようという気持ちになりましたね。私と奈津は同い年(35歳)でしたし、何より「こういう話を頂ける年になったんだなぁ」と思いました。

――刺激的なシーンも多いですが、不安はなかったですか?

これまで性愛シーンを演じてこなかったわけではないのですが、作品の中で登場人物がどう動くかで「ついてくるもの」だったのが、この作品はベッドシーンありき(の内容)。「女性性」を持って作品に携わることが初めてだったので、正直「私で務まるのかな?」という不安はありました。

――台本を読んで奈津にどのような印象を受けましたか? 

彼女は賢い女性なので、(眞島秀和演じる)旦那さんが優しくて奈津のことを理解してくれていることを知っているし、自分がズルいのも分かっています。自分の欲がすべて性に結びついていることに彼女自身が悩んだりもするのだけど、でも自由でありたいとも思っている。そういった中で揺れ動く奈津の感情と言動がとてもやっかいだなと思いました。

――奈津に対して共感できるシーンはありましたか?

結婚当初は旦那さんといい関係が築けていたはずなのに、年月がたつにつれて疎ましくなることが増えるのはどうしようもないですよね。愛情ってささいなことで大きく変化して180度違う方向に向くものだと思うので、その気持ちは理解はできます。

また、彼女はたくさんの男性と恋愛をしていきますが、すべての行動に感情が伴っているんです。性愛じゃないところでも「誰かに影響を受けたい」とか「誰かと出会って変わりたい」という気持ちは奈津に限らず誰しもが持っているものだと思います。

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