――学生時代はバスケットボール部に所属で体育会系でしたが、“マロ”はご自身とかけ離れた役という感じはありますか?
ありますね。僕は年上の人には敬語を使うのが当たり前だったので、最初は演じにくい部分もありました。文字(台本)で読んだ時に“マロ”のキャラは想像できますが、自分と重ねづらいところもあって距離感があったので、あまり読んだ時の印象に寄せないようにしました。「○○じゃないすか?」という口調はイメージすることはできますが、自分とキャラがマッチしていないなと感じたので、そこは真ん中を取って演じています。
でも、“マロ”が自分の感情のままに仕事をしている部分は、何となく共感できる部分があります。
――“マロ”の教育係の春田を演じる田中さんは、どんな方ですか?
初共演ですが、本当に明るくてすごく優しくて男っぽくて、現場の雰囲気を明るくしてくださって格好いいなと。田中さんがそういう方なので、現場ではすごくやりやすいです。一応、春田さんが先輩ですが、営業成績は“マロ”の方が上なので生意気なんです(笑)。
――“ヒロイン”の吉田さんは、どういう印象ですか?
吉田さんが演じられる役はちょっと怖い感じの役が多いので、どんな人なんだろうと思っていたのですが、すごく優しくて。初対面の一発目の会話が、「“マロ”もゲイなの?」だったんです(笑)。「あっ、僕はゲイじゃないです」って言いましたけどね。とにかく吉田さんは哀愁を漂わせるのが上手ですね。モニターを見ながら、「すごくかわいいなー」と思っています。他のドラマでは、なかなか拝見できない顔です。
――現場は田中さんを中心に和気あいあいとしていると聞きました。
田中さんはお芝居で笑わせてくださるみたいなところがあるので、すごいですね。オンとオフがはっきりしていて、オフではダンディな感じです。休憩時間は皆さんとお話もさせていただきますが、僕は最年少なので、現場でいろいろと勉強させいていただいています。
――皆さんで作品について話したりされますか?
「これ、ヤバいねー」って話はしますけど、皆さん本番になると普通に演じられていますね。「あれ!?」みたいな(笑)。毎回、本当に面白いので楽しみにしていてください!
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