5月4日放送の「ぴったんこカン・カン」(TBS系) では2時間のスペシャル放送として、女優・樹木希林の自宅を訪問。アンティークの家具に囲まれた格式の高い佇まいに、安住紳一郎も「気持ちが満たされますね」と感動した。
東京・渋谷にある豪邸を訪ねた安住アナ。さっそく坪数を訊ねると120坪ほどの敷地面積に「ウチが使ってるのは45坪ぐらい」と樹木。
マリア像のステンドグラスがはめこまれた扉の先には、夫・内田裕也の部屋が。シャワールームも完備しているが、内田は一度も使用したことがなく、安住は入り口のマリア像を見て「懺悔室みたいですね…」と感想を述べた。
室内に置かれたチェストについて、樹木は「これが重たくて、駐車場まで引きずってきてオイル塗ったの」と逸話を披露。右下の扉をあけるとFAXが設置されており、「私の仕事がFAX1台、これだけ」と紹介した。
「これが噂の!」と驚いた安住アナが、「樹木さん、芸能事務所に所属してないのでお仕事の依頼は全部これで!?」と改めて訊ねると「そう、基本料金1820円ぐらいだけ、毎月」。仕事の依頼は留守番電話のメッセージとFAXで受けているそう。また、留守電の再生メッセージがおもしろいと聞いていた安住アナ。タイミングよく再生されると「過去の映像等の二次使用はどうぞ使ってください」というアナウンスが流れた。
続いて、キッチンやリビングなどを見て回り、安住アナは「華やかな芸能界を生き抜いて、このなんか落ち着いたアンティークの家具と、この茶色に囲まれて生活している感じってかっこいいですね」と感心しきり。椅子に腰掛けた樹木を見て、「これ、完全にVOGUEの表紙になりますよ」と感激した。
不動産経営にも長けていた樹木の母からは「夫と私がうまくやっていけないだろうと、だから(あなただけで)生活がちゃんとできるようにしておきなさい」と教わったといい、父は会社勤めののちに琵琶奏者に転身したという。「でも、それでは生活できないからね」と樹木が過去を振り返ると「琵琶をギターに替えたら完全に希林さんの人生じゃないですか」と安住アナ。「だから、遺伝子っているのはそういうものなの」と樹木。ついでに「おたくも結婚しないでずっといるっていうのは、親族にそういう人がいるんですよ」と安住についても言及した。
安住アナが不動産好きの樹木に、いい物件があったら紹介してほしいと申し出たが「私ね、あなたに感情移入してないから全然発想が出てこない」とあっさり断られていた。それは、安住アナはしっかりとした生活ができるから大丈夫、という理由であり、樹木からは「悪い女にも引っかかりそうもないし」と言われていた。
次回「ぴったんこカン・カン」は5月11日放送。ゲストに吉田羊と大久保佳代子が登場する。
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