「半分、青い。」の半分は○○でできている? 撮影セットなど裏側も分析!

2018/05/09 07:00 配信

ドラマ

鈴愛自身に変化? 夢の地で鈴愛は師匠とバトルも


無事「オフィス・ティンカーベル」の一員となった鈴愛だが、「バブル期のオシャレな空間に入っても臆したり、変わったりしません。逆に都会の空間に岐阜のサルと呼ばれる子がポンっと入ることで、『オフィス・ティンカーベル』が掻き回されます。破天荒な弟子として秋風先生とバトルも」(勝田CP)。だが、夢はそう長くは続かない。「今作は失敗しても前に進めるということがテーマなので、最後まで二転三転します。ひたむきに立ち上がり続ける鈴愛を見守っていただければ」(勝田CP)。

上京した鈴愛を待ち受けていたのは、下働きの日々。漫画の基本作業を練習しながら雑務をこなす


とりまく人々 モノを作る情熱に触れて成長!


鈴愛は、東京で人生において重要な人々と出会う。「秋風先生は漫画の師匠だけでなく、人生の師匠にもなっていきます。彼にはモノを作ることへの純粋で熱い志があり、それを鈴愛に受け継がせていく人物。ただし、ものすごく偏屈なおっさんです(笑)」(勝田CP)。人と違っていても才能を発揮することが全てという環境で、ユーコやボクテといった仲間と知り合うことで鈴愛は救われもする。

秋風羽織・あきかぜはおり(豊川悦司)売れっ子少女漫画家。鈴愛を野ザルだと思っている


菱本若菜・ひしもとわかな(井川遥)秋風のマネジャー。気難しくわがままな秋風のマネジメントをしている


藤堂誠・とうどうまこと(志尊淳)秋風のアシスタント。通称・ボクテ。ゲイの美青年で、鈴愛の戦友。発言が深い


小宮裕子・こみやゆうこ(清野菜名)秋風のアシスタント。 鈴愛と衝突もするが、苦楽を共にし、やがて生涯の親友になる


朝井正人・あさいまさと(中村倫也)つかみどころがなく、その雰囲気に鈴愛も安らぎを覚える


撮影セット 秋風の事務所は超ゴージャス!


秋風羽織の事務所はとにかくゴージャス!「バブル真っただ中のセレブ漫画家の豪邸なので、ものすごくバブリーです。1階が秋風先生のプライベートルーム、2階がビリヤード台やバーカウンターがあるプレールーム、3階がオフィスで、設定としましては建物だけで4億円、内装も含めると全部で12億円です。テーマカラーは特別ないですが、壁にはくらもちふさこさんの絵が描かれていて、そこにはショッキングピンクも。目の覚めるような空間です」(勝田CP)。

柱までこだわったオフィスは、朝ドラでは珍しいほどスタイリッシュな仕上がりに


鈴愛の部屋にはデッサン人形が置いてある。よく見ると壁面や押し入れもカラフル


気になるストーリー プロの仕事の厳しさが目前に


東京編では漫画家を目指して上京した鈴愛が、現実の厳しさを知っていく。「漫画家デビューを果たすとプロとしての壁が立ちはだかります。脚本家である北川さんご自身の思いが込められているのか、物を書く人間の哲学も表現されていて、鈴愛にはすごくシビアな局面も訪れます。鈴愛と秋風先生のバトルや奮闘と、青春の恋模様をダブルでお楽しみください」(勝田CP)。

鈴愛、初めての挫折を味わう⁉