TBS系で放送中の中谷美紀主演の連続ドラマ「あなたには帰る家がある」(毎週金曜夜10:00-10:54)。5/4放送の第4話で、玉木宏演じる秀明の浮気相手が、秀明の会社の人間ではないと知った茄子田(ユースケ・サンタマリア)が、第5話(5/11・金放送)では秀明と綾子の関係を疑い始め…。という展開。
真弓(中谷)と綾子(木村多江)の直接対決など、視聴者をハラハラさせる同ドラマで、ユースケ・サンタマリアと木村が演じる夫婦の長男・茄子田慎吾を好演している萩原利久。映画「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」(7月公開)や「あの日のオルガン」(2019年2月公開)など、話題作への出演が続くが、今作の誰にも言えない闇を抱えるミステリアスなキャラクターとどんな風に向き合っているのか、語ってもらった。
――4月から、ドラマの“宣伝部員”としてブログを始めたんですよね?
そうなんです! こんな風に、直接取材してもらったら割と自分の思っていることを伝えられるんですけど、文字で思いを伝えるのはすごく難しい。言葉を選ぶ作業は本当に大変です。一つひとつ大事に選んでも自分の思っていることの70~80%ぐらいしか伝えられないような気がします。限りなく100%に近付けようとは思っているんですけど、なかなか難しい。でも、自分なりに楽しんでやっています!
――撮影現場の雰囲気はいかがですか?
とにかく面白いです。ユースケさんは、太郎とのギャップがすごい。本番の「よーい、スタート!」直前までいつものユースケさんなんですよ。たまに、笑いそうになってしまいます(笑)。初日の撮影ですごく覚えているのが、太郎さんが家族に「帰ったぞ」って言うシーン。リハーサルの時、いきなり「帰ったぞ~!!」って、めちゃくちゃ高いテンションで言ったんですよ。もう、あれは雄叫びに近かった。我慢しきれずに笑っちゃって(笑)。太郎さんはそんなこと絶対言わないじゃないですか(笑)。あれは、参りました。でも、ユースケさんのおかげで現場が明るくなりますし、毎日撮影が楽しいです。お母さんの綾子を演じている(木村)多江さんも優しくて素敵な方です。実は、ユースケさんと多江さんとは、映画「あゝ荒野」(2017年)でご一緒していたんです。とは言っても、ほとんど接点のない役柄でしたけど(笑)。だから、今回の作品で“家族”として現場にいることが不思議ですし、そういう縁が生まれるところがこの仕事の面白い点なのかなと感じました。
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