僕が演じた律は、4人の中で一番物事を客観視できていて、タブレットを取り出してデータを調べたり、自分の意見をしっかりと言えるキャラクターです。でも、高校生男子のおばかな部分も持っているので、その混在を演じるのはとても楽しかったです。
「仲の良い4人組の空気を大事にしよう」と監督とも相談したのですが、実際に皆とても仲が良く、常に笑っている楽しい現場でした。それがお芝居にも反映できたのが良かったです。ドラマを見てから映画を見るとさらに楽しめると思うので、ぜひ両方ご覧ください!
澤田惟智也は、“愛すべきばか”だと思います(笑)。空気が読めなくて、お調子者で、もてない。そんなところも皆に突っ込まれるような“いいキャラクター”だと思っています。斗和の取り巻きから自分の彼女候補を探すような男ですが、たまに頭を使って活躍する、憎めないお調子者です。演じる上では、格好良くなく、もてない設定を大事にしながら、さまざまなチャレンジをしていきました。この作品は「恋愛の青春」と「友情の青春」の二つの青春がしっかり描かれているので、両方に注目していただければと思います!
久瀬龍生は4人の中で4番目のイケメンです(笑)。龍生は原作には登場しないキャラクターなので、元々ある原作にある空気感を壊さずに存在できるよう演じてみました。監督からも言われましたが、他3人が180cm越えのイケメンの中、なぜ龍生がいるかというと、どこか抜けているところがあって、他のメンバーが愛したくなる役柄だからだと思います。この作品はご覧になった方に、「ばかからあふれ出す元気」みたいなものが伝わればいいなと思っております。
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