5月30日(水)より東京・国立新美術館ほかで開催される「ルーヴル美術館展 肖像芸術 ―人は人をどう表現してきたか」。そのオフィシャルサポーター・音声ガイドに、高橋一生が挑戦。これまで数々のナレーションを経験してきた彼だが、「音声ガイド」は初となる。また、美術展の開催に先駆け、5月26日(土)には、ZERO CULTURE特別版「高橋一生 初めてのルーヴル アートと英雄をめぐる旅」が放送。その番組撮影のため、初めて訪れたフランス・パリでの思い出について聞いてみた。
――フランスはいかがでしたか?
実は、フランスに行ったのは初めてなんです。2カ月くらい前に、シャルル・ド・ゴール空港に着地はしたんですけれど、乗り換えてすぐに別の場所に行かなければならなかったので、パリに着いたときは「ついに降り立ったんだ!」と(笑)。うれしかったです。
――パリで印象に残っていることは?
パリの街全体が、とても歴史を感じられる街並みでした。何百年も前のものが残っているんです。街並みを歩いているだけで風情や歴史の重みを感じられますし、それこそナポレオンが持ち帰ってきた戦利品やオブジェなどがあるんです。日常的に芸術に触れていると思うと、その下で暮らしている方々が少しうらやましくも思いました。とにかく楽しくて、一日中歩き回っていました。
――一番楽しかった場所はどこですか?
ナポレオンにゆかりのある「ル プロコープ」というカフェを訪れたんですけれど、当時、お金がなかったナポレオンが、食事代金を支払わず、ツケで自分の帽子を置いて行ったらしいんです。その帽子が今でも額に入って飾られているのを見ると、やっぱりすごいなと感じました。そんな歴史のあるところで、フランス料理をいただきました。
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