――初共演とは思えない打ち解けっぷりですね。
木村:そうですね。最初から「“いけてつ”って呼んでください」「“キム兄っ”て呼んで、さんもなくてええよ」っていう感じでした。帰りも一緒でな?
池田:初日からでしたよね。「帰る?」って声をかけてくれて、車に乗っけていただいて。
木村:撮影のない時に付き合ってもらって、一緒に飲んだりとかもしていますね。
池田:馬が合うというよりも、キム兄が優しいんですよ。この“山田小島コンビ”がうまくいっているように見えるのも、やっぱりキム兄の優しさがあってのことだと思いますけどね。
木村:僕は甘えるというか相手に投げかける方が楽やったりするんで、いけてつはそれに対応してくれるという安心感がありますね。ツッコミとして文句も言える感じにしてくれるので、すごい柔軟な感じで助かっています。いけてつは“ぼよよよ~ん”っていう…バランスボールみたいな人です。
池田:キム兄はすべてを楽しい方に転がしてくれるので、もう安心してやらせてもらっています。まあ、われわれだけでなく長期未解決事件捜査班チーム全体の雰囲気がいいですよね。
――最後に、ラストスパートに向けたメッセージをお願いします。
木村:すべてが解決して、人が死なないのが理想。ですが、そこを思ってしまうと…と切ない葛藤もあります。いろいろな意見を持って見ていただければ、僕らもやりがいがあります。
バチっと結末が決まることは難しいと思うんですが、できるだけ多くの人が納得してもらえるラストになればいいなと思います。
池田:「こうなっていってほしいな」という方とはどんどん逆に、「こうなってほしくないな」という方になっていっているわけですよ。それが、最後の最後にどうなっていくのか、見ている方にとっては気になる展開を楽しめると思います。
5月29日(火)放送の第8話では、健人が武蔵野の集団暴行事件で主犯とされ逮捕された加藤亮太(神尾楓珠)の弟であることを知った中本(渡部篤郎)が、岩田(甲本雅裕)に健人の監視を命ずる。
一方の健人は、1999年の大山に集団暴行事件の真相を教えてほしいと頼む。健人の動きからその強い覚悟を知った岩田は、「すべてを教えてやる」と健人を呼び出す。
しかし、待ち合わせ場所に向かった健人は、そこで何者かに襲われ腹部から血を流して倒れる岩田の姿を発見する。
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