少女役もいまだ現役! 安達祐実「1年に1回はセーラー服を着ています」

2018/05/30 06:00 配信

ドラマ インタビュー

毎週木曜夜8時から放送中の「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)。ヒラから這い上がってきた“たたき上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と刑事たちの奮闘を描く、人気刑事ドラマシリーズの第3弾で、本作から安達祐実塙宣之が刑事役で加入している。

今回は谷中萌奈佳(もなか)を演じる安達にインタビューを行い、ドラマへの思いや共演者とのエピソードなどを語ってもらった。

ふと過去に引き戻される瞬間があります


「警視庁・捜査一課長」谷中萌奈佳を演じる安達祐実


――安達さんが内藤さんと連続ドラマで共演するのは、あの「家なき子」(1994、1995年、日本テレビ系)シリーズ以来約23年ぶりだそうですね。

初めにお話をいただいたときは、大人気シリーズなので「緊張するな~」と感じていまいしたが、内藤さんと久しぶりに連ドラをご一緒できるということで、「ぜひ!」という気持ちでうれしかったです。

内藤さんとは「家なき子」の時とは役の関係性が異なりますが、向かい合ってお芝居をしていると、ふと過去に引き戻される瞬間があります。当時の記憶が急によみがえってきて…。そういうときは何となく照れてしまいますね(笑)。

――安達さんが演じられる谷中萌奈佳について教えてください。

萌奈佳は元々柔道の国民的スターで、国を背負っているというプレッシャーや、人とは違う感性を持ち合わせているので、演じる上ですごく難しかったです。

キャラクター的には、物事を斜めに見てしまうところが萌奈佳にはあって、あまり他人のことを信用していないんです。一方で、人の本性をすぐに見抜くことができるという設定で、変わったキャラクターだなと思って演じています。

子供のころから有名だったという点は、私自身にも重なる部分があるのですが、萌奈佳ほど人間不信になるような出来事はなかったですね(笑)。あそこまで屈折してはなかったと思います。