役所広司が主演を務める映画「孤狼の血」。5月12日の公開から2週目にして早くも続編製作決定のニュースが届いた。
同作は、柚月裕子の同名小説を実写化。昭和63年、暴力団対策法成立直前の広島を舞台に、刑事、やくざ、そして女性が、それぞれの正義と矜持を胸に、生き残りをかけて戦う生き様を描いている。
役所広司は手段を選ばない捜査方法から、やくざとの癒着など黒いうわさが絶えない刑事・大上を演じる。
その大上に影響を受けていくエリート新人刑事・日岡を松坂桃李、ほか、真木よう子、中村倫也、中村獅童、江口洋介ら豪華キャストが出演している。
“新たな東映やくざ映画の金字塔”とも称され、昨今の日本映画には少なかった骨太な作品として、業界内での前評判も高かった。
公開後は、映画レビューサイトで「期待度・満足度1位」を獲得するなど大ヒット中だ。
そんな中で続編を熱望する声に推され、製作が決定。続編の物語は、原作「孤狼の血」(角川文庫)の続編でもある「凶犬の眼」(KADOKAWA)がベースになるという。
撮影スタッフ、キャストの続投を目指し、調整に入っていることが明らかになった。
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