注目作が目白押しの7月ドラマ、水曜&木曜ドラマにはじっくり楽しめる、大人向けドラマが多数登場。今回は、解禁されたばかりの注目の3作品、野島伸司脚本・石原さとみ主演の格差恋愛ドラマ「高嶺の花」と綾野剛が伝説の企業買収者を演じる「ハゲタカ」、山崎賢人がサヴァン症候群の青年役に挑む「グッド・ドクター」に注目!
日本テレビ系の新水曜ドラマは、石原さとみ主演の「高嶺の花」(7月スタート、毎週水曜夜10:00-11:00)。銀杏BOYZ・峯田和伸と初共演で、“高嶺の花”と“地上の凡夫”の格差恋愛を描く。
華道の名門「月島流」本家に生まれ、美貌、キャリア、財力、家柄、そして圧倒的な才能を持ち合わせた女・月島もも(石原)。だが、婚約者の二股交際発覚、式当日の結婚破談という最悪の事態に直面し、自信喪失、男性不信に陥ってしまう。
そんなとき偶然現れたのが、美貌・キャリア・財力・家柄……何にも持たない平凡な自転車店店主・風間直人(峯田)。地味な家業を細々と営みながら、母子家庭の実母の病を十年来介護し続けてきた、優しく穏やかだが取りえのない39歳の男だ。
口下手で要領が悪いうえ、そうした生活に追われ、成人してから女性と交際したことがないのだが、とうとう母親を亡くし、「結婚して幸せになっておくれ」という遺言を実現しようと、ようやく決意。
そんな直人の穏やかで優しい人柄が傷ついたももの心を次第に癒し、やがて2人は予想外の恋に落ちてしまう。
脚本を手掛ける野島伸司は、「101回目のプロポーズ」(1991年フジテレビ系)、「高校教師」(1993年TBS系)、「この世の果て」(1994年フジテレビ系)、「ストロベリー・オンザ・ショートケーキ」(2001年TBS系)、「薔薇のない花屋」(2008年フジテレビ系)、「プラトニック」(2014年NHK BSプレミアム)、「雨が降ると君は優しい」(2017年Hulu)など、多才な語り口から「純愛」を描いてきた。
野島は「今回は、ことさらセンセーションをあおったりコメディーに走るわけじゃなく、ある意味“至極まっとうに”面白い物語を書こうと思っている」と意欲を語る。美女と野獣(?)の超・格差恋愛を軸に、2人に訪れる山ほどの試練を交えながら、怒濤の純愛エンターテインメントへと昇華させる。
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