本ドラマのキーワードは「学園内ヒエラルキー」。
舞台は日本有数の企業である不動産会社・神崎(ごうさき)ランドによって作られた、さびれたニュータウン「ユートピア嵐ヶ丘」。その中にある私立嵐ヶ丘学園も神崎ランドによって設立され、ほぼ全ての生徒がユートピア嵐ヶ丘に住んでいるという、ある意味、牢獄のような学園である。
その学園の中には厳しいヒエラルキーが存在し、トップは生徒会長、その下に生徒会メンバー、親衛隊と呼ばれる実行部隊が組織され、彼らは皆「選民」、それ以外は「平民」と呼ばれている。
嵐ヶ丘学園の頂点に君臨する生徒会長・カイザーは神崎ランドの社長の娘という圧倒的な力で学園を支配し、平民に命令を下す。
平民は、校門で通行税を納めるなどの理不尽も当たり前だと思って生きてきた。謎の転校生・リリィーが現れるまでは……。
リリィーは平民にもかかわらず、生徒会の命令に従わず我が道を進んでいく。その姿に触発されたヒナ、バラ、スミレの3人は「リリィーとならマジで学校、変えられるかもしれない」と華組を結成する。
華組はあっという間に反逆者となり、生徒会長・カイザーの命によって制裁として次々と敵を送りこまれる。その敵は、哺乳類最強の動物カバに由来する荒地の番長カバ、死神ジョー、覆面姿の怪物・雷残丸、犬畜生の目をもつ狂犬ジャック、怪力ギガントコング……など史上最強の男たちだった。
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