6月5日(火)に、玉山鉄二主演ドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」(6月30日[土]スタート毎週土曜夜8:15-8:45※初回のみ夜7:30-8:45)の試写会が行われ、玉山、比嘉愛未、長谷川京子、森川葵らが参加した。
同作は、天才ギャグ漫画家で思いやりがあり、面倒見がいい反面、非常識な行動を繰り返す“ダメな父親”・赤塚不二夫が、なぜ多くの人に愛されたのか、彼の考える“家族”のあり方を描く物語。
制作統括・佐藤啓氏は突き抜けた赤塚不二夫を演じる玉山について、「不二夫先生の自己顕示欲と自己嫌悪を行ったり来たりしながら、笑いで理不尽をふっ飛ばしてくれる感じが、玉山さんの演技から感じられました」と絶賛。
さらに、演出・伊勢田雅也氏も「かっこいい役ではないが、突き抜けて、弾けた芝居を見せてくれて、新境地を開かれたのではないか、と感じるような良さがありました」と手応えを感じていた。
一方、玉山は出演が決まった際に「最初、僕じゃないんじゃないのかなと思って、すぐに首を縦に振ることができなかった」と不安に思っていたことを振り返りつつ、「でも、赤塚さんのことをいろいろと調べさせていただいて、だんだんこの人の生き方に憧れを抱くようになりました」と明かした。
そして、「僕はどちらかというと空気を読んでしまうタイプなんですが、毎日、不二夫を演じていく中で心地よさというか、心にブレーキをかけずに、何かを考えないですることに快感を覚えた自分がいました」としみじみ語り、「赤塚さんのすばらしいところは人を博愛すること。この作品を見て、あの時代に忘れてしまったものをもう一度発見していただいて、自分なりに育んでいただければうれしいです」とアピールした。
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