“赤塚不二夫”演じる玉山鉄二「生き方に憧れを抱くようになりました」

2018/06/05 20:25 配信

ドラマ

「バカボンのパパよりバカなパパ」(NHK総合)の試写会に、玉山鉄二らが参加!

6月5日(火)に、玉山鉄二主演ドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」(6月30日[土]スタート毎週土曜夜8:15-8:45※初回のみ夜7:30-8:45)の試写会が行われ、玉山、比嘉愛未長谷川京子森川葵らが参加した。

同作は、天才ギャグ漫画家で思いやりがあり、面倒見がいい反面、非常識な行動を繰り返す“ダメな父親”・赤塚不二夫が、なぜ多くの人に愛されたのか、彼の考える“家族”のあり方を描く物語。

制作統括・佐藤啓氏は突き抜けた赤塚不二夫を演じる玉山について、「不二夫先生の自己顕示欲と自己嫌悪を行ったり来たりしながら、笑いで理不尽をふっ飛ばしてくれる感じが、玉山さんの演技から感じられました」と絶賛。

さらに、演出・伊勢田雅也氏も「かっこいい役ではないが、突き抜けて、弾けた芝居を見せてくれて、新境地を開かれたのではないか、と感じるような良さがありました」と手応えを感じていた。

一方、玉山は出演が決まった際に「最初、僕じゃないんじゃないのかなと思って、すぐに首を縦に振ることができなかった」と不安に思っていたことを振り返りつつ、「でも、赤塚さんのことをいろいろと調べさせていただいて、だんだんこの人の生き方に憧れを抱くようになりました」と明かした。

そして、「僕はどちらかというと空気を読んでしまうタイプなんですが、毎日、不二夫を演じていく中で心地よさというか、心にブレーキをかけずに、何かを考えないですることに快感を覚えた自分がいました」としみじみ語り、「赤塚さんのすばらしいところは人を博愛すること。この作品を見て、あの時代に忘れてしまったものをもう一度発見していただいて、自分なりに育んでいただければうれしいです」とアピールした。