6月2日(土)にスタートしたオトナの土ドラ「限界団地」(毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で、主演を務める佐野史郎。今作では古き良き団地に固執する老人・寺内を演じる。
このドラマは、ユースケ・サンタマリア主演の「火の粉」(2016年)、田中麗奈主演の「真昼の悪魔」(2017年)に続く、オトナの土ドラ枠の心理サスペンス第3弾で、かつて“夢のニュータウン”と呼ばれた団地を舞台に、寺内(佐野)の狂気や情熱、悲哀が描かれるオリジナル作品。
意外にも、今作が連続ドラマ初主演となる佐野は、台本を読んだ感想を「恐ろしい話だし、寺内はとんでもないやつなんですが、コミカルなシーンもありそうです」と明かす。
さらに、「シリアスなシーンでも、どこか滑稽に感じられるようなことを大切にしたいと思っています。真剣にやればやるほど笑ってしまうような、狂気と映る姿の裏にある愚直さを大切にしたいと思います」と、緊張と緩和を意識した演技プランを語る。
どうやら今作は他の心理サスペンスとは一味違うようで、「解明不能なホラー要素もあります。でも禁断のラブストーリーもありますし、もう全部入りですね!」と見どころが盛りだくさんな様子。
また「一番気を付けているのは、雰囲気に流されないようにすることです。脚本が既に狂気にあふれているので、怖がらせようとしたり、笑わせようとしたり、盛り上げようとしたりせず、日常の団地の暮らしの中の恐ろしさを表現できればと思います」と意気込みを語った。
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