「花のち晴れ―」ポニーテールの美少女・京子役で話題の喜多乃愛「2020年までに朝ドラに出たい!」

2018/06/20 07:30 配信

ドラマ インタビュー

「『花のち晴れ―』はかけがえのない作品になった」と語る喜多撮影=山下隼


——女優のお仕事を始めて1年が経ちましたが、デビューのきっかけを教えてください。

事務所が“他人推薦”のオーディションをやっていて、母がそれに応募していたのがきっかけです。それで書類審査に通ったときに、初めて知らされました。

——それまで「女優になりたい」という希望はあったんですか?

思ったことも話したこともなくて。知り合いに芸能活動をやっている人がいたので、何となく憧れを感じ始めていた、ぐらいでした。でもオーディションを経て事務所のお芝居のレッスンを受け始めたら、もう楽しくて楽しくて。「続けたい!女優になりたい!」って思ったんです。

——8月には、舞台「大きな虹のあとで~不動四兄弟~」(8月3日~8月7日公演)への出演も決まっていますよね。

はい、昨年も出演させてもらった作品が好評で、今回も同じ役をやらせていただくことになりました。前回は先輩方の中に新人として入らせてもらったんですけど、今回はちょっとだけメンバーが変わっていて、初めて出演する人もいらっしゃるんです。私は一度経験している分、そこは負けないように存在感を出していければいいなと思っています。

——ドラマと舞台の現場は違いますか?

まったく違いますね。舞台はずっと役に入っている状態で、2時間ぐらい役から抜けられないじゃないですか。だからすごくお芝居を楽しめるし、終わった後にカーテンコールで生のお客さんの反応が見られるので、すごく感動するしやりがいがあります。今年の夏もすごく楽しみです。

——第二次世界大戦中の日本を舞台に描いたストーリーということですが。

はい。だからすごい責任を感じていて。私たちの世代は、戦争のことを実際には知らないじゃないですか。その分、たくさん勉強しなきゃいけないと思って、九州の方に記念館を見に行ったりもしました。それから私は世界史の中でも近代史に一番興味があって。今まで学んできた知識を少し生かせるのは良かったなと思います。

——その世界史ですが、暗記が得意と聞いていますが?

カタカナを覚えるのが得意で。日本史の漢字は全然覚えられないのに、カタカナだとなぜか覚えるのが楽しいんです。とくに得意なのは、近代史。第二次大戦の頃です。最近は学校では違う時代を習っているので、近代史に入ったらもっと楽しくなるのにな、と思っています。