――旗揚げ公演「SHIRO TORA」が間もなく開幕しますが、今の心境はいかがですか?
栗山:男劇団の旗揚げということで、お客さんもどういう劇団なのか気にしながら見に来てくださると思うんです。僕はお客さんの期待を上回る作品になっていると感じているので、すごくワクワクしています。
塩野:最初は少ない稽古時間に加えて、内容も盛りだくさんなので、間に合うかなという不安もあって。でもそれだけ要素が盛りだくさんということは、お客様が飽きずに楽しんで見ていただけると思うので、反応が楽しみですね。
飯島:そうですね、僕も稽古時間が短かったので多少、焦りはあります。でも今は本番までの最終調整をいかに集中してできるかが、僕ら全体での目標。変えるところも多々あると思うので、微調整をこの数日間でしていきたいです。
――今回の舞台では、殺陣やダンス、歌など、さまざまなことに挑戦されていますね。
栗山:本当にやることが盛りだくさんで(苦笑)。男劇団全員で作り上げていくエンターテインメントって感じですね。
飯島:今回、ダンスと殺陣が混ざっているんですが、僕はそこが難しくて。肉体的に大変だなぁと感じました。
――飯島さんは主演ということでプレッシャーは感じられていますか?
飯島:主軸にはならないといけないな、とは感じています。1時間40分という短い上演時間の中で、いかに主人公の成長を表現していくのかを、すごく考えています。
――栗山さんから見て、後輩の飯島さんの演技や座長ぶりはいかがですか?
栗山:自我を出しながらも、僕たちからのアドバイスも素直に受け入れてくれて、実践してくれるので、柔軟性があるなと思います。
飯島:体は硬いですけどね(照)。
塩野:(笑)。今、栗山くんが言った通り、本当に素直なお芝居で、変に取り繕ってその役を生きようとしていないので、芯の部分を大切に持っているのだなということはすごく伝わってきますね。
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