さまざまな分野で活躍する女性たちを取材し、彼女たちが自身に課している”七つのルール”を手掛かりに、人生観を映し出していくドキュメンタリー「セブンルール」(夜11:00-11:30、フジテレビ系)。6月19日(火)放送(※19日は夜11:15‐11:45)では、「校閲ガール」(2016年、日本テレビ系)がドラマ化されたことで、認知度がアップし注目を集めた職業“校閲者”の牟田都子さんに密着する。
校閲とは出版物が世に出る前に、誤字脱字はもちろん事実関係の誤りなども指摘する仕事で、間違いや矛盾を未然に防ぐ「最後の砦(とりで)」だ。
月の前半は大手出版社の校閲部に勤務し、後半はフリーの校閲者として活動する彼女は、小説やエッセー、ノンフィクションを中心に年間20冊以上の本を校閲している。1日10時間以上、一文字一文字徹底的に調べ上げ、1冊の校閲のために確認する資料は30冊に及ぶこともあるという。
さらに、担当する著者の過去作を集めて読破し、著者の文体や作風まで理解した上で校閲に臨む徹底ぶり。丁寧で誠実な仕事は、編集者から「ここまで調べるか…」と絶大な信頼を寄せられ、作家からも「会いたくなる校閲者」と称されている。
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