“あな家”萩原利久がド緊張!?「木村多江さんにロックオンされて…」

2018/06/21 07:00 配信

ドラマ

太郎(ユースケ・サンタマリア)と暮らすことを決め、笑顔を見せる慎吾(萩原利久)(C)TBS


全然違うハイな太郎さんが見られると思います


――ここまで、茄子田家についていろいろ話していただきましたけど、佐藤家についてはどんな印象を持っていますか? 毎回、真弓と秀明の顔芸対決が面白かったですよね。

二人の心の声が多いから、どうしても表情でお芝居することになりますよね。心の声は現場で流行っていたんです。みんなの心の声があったら面白いよねって、特にユースケさんは勝手に心の声をやりだすんですよ。「慎吾の場合は意外とおなかが空いたとか思ってるんじゃないの」とか、適当なことを言ったりして(笑)。ユースケさんは、割と序盤からやっていましたね。

――最終回の茄子田家は、どんな感じになるんでしょうか。

綾子さんの言動に注目してほしいですし、今までとは全然違うハイな太郎さんが見られると思います。

――ハイな太郎さんといえば、第9話で真弓のためにハッピーバースデーを歌うシーンがありましたけど、あれは物語の中の太郎さんじゃなくて完全に“ユースケ・サンタマリア”自身でしたよね?(笑)

そうなんですよ。現場でも皆さんそう思っていましたし、ユースケさんも「みんなから、それを言われるんだよ」って言ってました(笑)。太郎さんはあんなに嫌われていたキャラなのに、こんなにかわいらしくなるんだって思うくらい変わりましたよね。ギャップってすごい力があるんだなと思いました。第1話のころの太郎さんをもう一度皆さんに見てもらいたいです(笑)。まさか、こんなに誠実な感じになるなんて、想像できませんでした。最終回は、そんな太郎さんのあるひと言と慎吾の表情を、ぜひ見ていただきたいです。あれで、茄子田家は救われると思うし、一つ次の段階に進めるような気がします。