宮沢氷魚、ドラマ出演3作目での初主演に思わず「うそだろ?」

2018/06/23 11:00 配信

ドラマ インタビュー

NHK BSプレミアムにて6月27日(水)に放送の神奈川発地域ドラマ「R(ルート)134/湘南の約束」(夜9:00-10:00)。同作は、神奈川・湘南を走る国道134号線を舞台に、過去にとらわれていた青年が偶然出会ったアメリカの老婦人との交流を通して成長する姿を描く。

主人公・洸太を演じる宮沢氷魚にインタビューを行い、見どころや神奈川での撮影の裏話を聞いた。

「R134/湘南の約束」でドラマ初主演を務める宮沢氷魚


より自分の演技と向き合うことができた


──ドラマ出演3作目にして初主演ですが、主演と聞いた時の感想を教えてください。

まだ役者業を始めて1年だったので、“うそだろ?”と(笑)。台本を頂くまで本当に信じられなくて…。台本を開いて一番に名前があるのはプレッシャーもありましたがすごくうれしかったし、引っ張っていかなきゃという覚悟が生まれました。

──周りの方の反応はいかがでしたか?

「早くない?」って(笑)。確かにそうだなって思いました。デビューして3作目で主演をさせていただけることはなかなかないので、本当に光栄だなと感じました。

事務所の先輩方からは、「主演はプレッシャーもあるしみんなを引っ張っていかなきゃいけない立場でもあるけど、ニーナ・ムラーノさんや池田エライザさんなどキャリアのある共演者の方がいるから、分からないことがあったら相談して助けてもらいな」とアドバイスを頂きました。

──主演を務めて学んだことなどはありますか?

今まで出演したドラマでもメインとして出させていただいていましたが、全撮影日のほぼ全シーンに出演するというのは、まずなかったです。

今回は全部ではないけれど、ほぼ全シーンに出演していて。毎日現場に行き、共演者の方やスタッフの方と演技について話していくことで、ドラマが出来上がっていく過程のすべて見ることができたのは、とても貴重な経験でした。

ドラマを作っているという点では他の作品に取り組んでいる時と気持ちは変わらないんですが、演じる時間が長かったからこそ、より自分の演技と向き合うことができたかなと思いました。

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