幼かった頃にタイプスリップした気分に
──会見では舞台となっている神奈川になじみがあるとおっしゃっていましたが、何か思い出はありますか?
「葉山マリーナ」は小さい頃からよく行っていました。友達が近くに住んでいて船を持っていたので、乗せてもらっていました。(撮影で訪れて)すごく懐かしかったし、いい意味で何も変わってなかったです。もちろん船とか変わっていると思うんですが、葉山ならではの雰囲気は何一つ変わっていなかったので、幼かった頃にタイプスリップした気分になりました。
──印象に残っている場面はありますか?
たくさんあります。でも一番は故郷の葉山に戻った洸太が偶然弟の海翔(佐久間悠)に会って、そこから逃げるように立ち去った後にマリア(ニーナ)に「あれ誰だったの?」と問われて腕を振り払うシーンです。あのシーンは自分と洸太がつながったなと感じる瞬間が多かったです。その場の雰囲気やニーナさんの演技の影響もあったと思うんですが、演技をしてる感じがしなくて、本当に素のままで気持ちを爆発させることができました。
弟に会った場面の直後にマリアとの場面を撮影したので、そのままの気持ちの流れで撮影に臨めたのは良かったです。
そんなに長いシーンではないですが、僕にとっては忘れられない思い出のシーンになっています。
──洸太が感情を爆発させる場面もありましたが、演じる上で意識されたことはありますか?
普段の僕は怒りや感情をあまり表に出さないタイプで…。でも自分の中で押し殺しているだけで、感じている不満とかみんな持っていると思うんです。だからそういったことを思いながら、あとはオーバー気味に感情を表現してみようと思って演じましたね。
6月27日(水)夜9:00-10:00
NHK BSプレミアムにて放送
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