水野美波の同名人気漫画を映画化した青春映画「虹色デイズ」(7月6日公開)。性格も趣味もバラバラなイケメン男子高校生の恋と友情を描いた本作で、高杉真宙はオタクでマイペースな“つよぽん”を好演。今年、公開された映画「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」や「世界でいちばん長い写真」とは、また違うタイプの高校生を体現している。佐野玲於、中川大志、横浜流星ら同世代の若手俳優たちと共演した高杉は、自身の役をどんな風に捉えているのか。役作りや撮影現場でのエピソードを語ってもらった。また「早く年齢を重ねたい」と話す高杉の“理想の大人の男性像”も明らかに!?
――今回の作品は人気漫画が原作ですね。
有名な漫画ですよね。もちろん、僕も読んでいました。少女漫画で、男子高校生4人を主人公にしている作品はあまりないから面白いですよね。お話をいただいた時は緊張しましたけど、自分が4人の仲の一人になれるんだといううれしさもありました。
――つよぽんは、オタクでマイペースな秀才という設定。
ほかの3人も、それぞれ面白いキャラクターですし、演じてみたいなと思いました。でも、つよぽんが一番自分に近いのかなって。
――どこが近いと思いましたか?
アニメや漫画好きだというところ(笑)。考えていることも何となく分かるし、3人の友達のことを俯瞰で見ていたりする感じは自分と似ているのかなと。
――演じる時に工夫した点は?
僕は、自分を役に入れることが好きではないんです。だから、あまり似すぎていてもよくないなと思いました。どうやったら、つよぽんを自分と違う人物として作っていけるのか。何が違うんだろうって、結構考えました。ゆきりん(堀田真由)との恋愛と学業の間で悩んでいるつよぽんがどうなっていくのか、どんな答えを出すのか。その部分を大切にしながら演じていきたいと思いました。
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