コント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」(NHK総合)の最新作が7月13日(金)の夜10時から放送され、広末涼子が出演する。
広末は「捨てられない女」と「優しき二人」という2本のコントに登場。意外にもコント初挑戦だという広末に、クセのあるキャラクターを演じるポイントや、共演者の印象などを聞いた。
――初めてのコントの収録はいかがでしたか?
ストレートなお芝居とは違うリアクションが返ってきたり、自分が想定しているお芝居じゃない形を皆さんが見せてくれるので「あ~そういうことか」とワクワクして楽しかったです。
でも、日常的な普通のトーンでお芝居をした方が面白いのか、テンションを高くした方が面白いのか、“お笑い”としての正解が分からなかったんです。
うまく出来たのか、早くオンエアーを見たいなと思いますね。
――出演されたコントの「優しき二人」では、激しい夫婦げんかの最中に、遠くに住む老夫婦に思いをはせる女性を、「捨てられない女」では大きな家庭ゴミを空港まで持ってきてしまった、変に生真面目な女性を演じられています。それぞれのキャラクターについてどのように捉えて演じましたか?
「優しき二人」の女性は、素のままでもいいかなと思って演じました。
「捨てられない女」の方は、ちょっとクセがある独特な女性にするのか、すごく仕事が出来そうなのに、ちょっとズレている感じにするのか、どっちかで迷いました。でも、衣装がキリッとしたスーツに決まったので、後者にしたんです。
当たり前のように話していた方が、変な人に見えるのか、必死な方がいいのかという演技のテンションについては、内村(光良)さんにも相談させていただきました。
結果的には、一見正論を言っているような「~ですけど? 何か?」みたいな話し方なのに、間違っちゃっている人、という方が面白いのかなと思って、そういう演技を意識しました。
――台本上で読んで想定していたことが、現場では変わっていくことも多かったんでしょうか?
キャラクターについては、私が想定していた形で総合演出の方がOKしてくださったので、イメージと違いはなかったです。
でも現場で皆さんとご一緒してみると、(「捨てられない女」で共演した)内村さんの返し方や、田中(直樹)さんの雰囲気が本当に面白くて、本番では「笑わないようにしよう」と必死でした(笑)。
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