内藤剛志主演「警視庁・捜査一課長」がSPドラマで早くも復活!

2018/07/13 08:00 配信

ドラマ

内藤剛志演じる“たたき上げ”の刑事で捜査一課長・大岩純一(C)テレビ朝日

「皆さんの胸に響く」と熱弁を振るう


――ご自身にとって、「警視庁・捜査一課長」はどんな作品ですか?

僕にとってライフワークにしたい作品。刑事ドラマではありますが、この作品がメインで描いているのは、みんなで一つのことに取り組むというチームワーク。大岩のように、組織の上にいるのに、部下たちと共に動くという上司はあまりいないのではないでしょうか…。

そういう意味では僕の中で、この作品はドラマ作りそのものと重なりますし、視聴者の皆さんにも、“1人で戦って追い込まれるよりも仲間を頼ってみよう”という思いが伝わるといいなと考えています。いつかこの作品が一つのドラマというより、一つのジャンル、一つのファミリーとなって、みんなで困難を乗り越えていくような存在になればいいなと願っています。

――スペシャルの放送に向けてメッセージをお願いします!

一番見ていただきたいのは、二つの事件の背後にある親子の物語。この感動のストーリーは必ずや、視聴者の皆さんの胸に響くと思います! また、今回はかつて解決することができなかった30年前の誘拐事件が動き出しますが、そこに大岩の原動力があると思います。

これはドラマには描かれてはいませんが、大岩は30年の間、折に触れて被害者の母に会いに行き、捜査の進捗を報告していたと思うんです。それと同じように、連続ドラマは終わりましたが、大岩たちの世界は続いていて、皆さんと同じく毎日、どこかで汗を流して働いている、どこかで必死に生きているんだな、と思い続けてくれたらうれしいですね。