そして、黒木が今作を動かす要ともいえる女性・栞を演じる。宝塚月組トップ娘役から演技派女優になって以来150作以上のドラマ、40作以上の映画に出演してきた黒木。
そんな黒木が演じる栞はミステリアスでありながら、その実、母親の介護を地道に続けてきた孤独な独り身の女性であり、人生の“黄昏期”に新たな自分を見つける感性豊かで芯の強い女性だ。
黒木は栞について「(佐々木演じる)完治が、左遷されて出向することになり、“これからどうなるんだろう”と人生立ち止まっていた時に出会う女性で、私が演じる栞も“これから自分の人生を生きられるだろうか”と考えている人」と説明。
完治と引かれ合った理由を「共通する、ぽっかり空いた“穴”みたいなものを共鳴するように感じ合ったのだと思います」と語り、「その“穴”を二人で埋めていくのか、穴が開いたままで終わってしまうのか…。刺激的に演じられたら良いな、と思います。自分に自信が無くて自分の人生に迷っている女性が、その迷いに対する答えが見つかるのか、答えが見つからないのか? それがまさに『黄昏流星群』であり、出口のない旅を彷徨(さまよ)ってみたいと思います」と意気込みを見せた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)