星野源「仲のいい夫婦はすごく憧れます」その理由は意外にも…!?

2018/07/20 19:30 配信

映画 インタビュー

細田守監督最新作「未来のミライ」で主人公・くんちゃんのおとうさんを演じた星野源撮影=横山マサト


――星野さんにとって理想の家族像とはどういうものですか?

難しいなぁ。僕はまだ子供を持つところまで想像がいってなくて、いつかは結婚したいなと思うぐらいで。でも、仲のいい夫婦というのには、すごく憧れますね。最後まで添い遂げられる夫婦っていいですよね。普通のことだと思うかもしれないけど、僕の周りでそれを普通に体現している人が少なくて(笑)。なのでそれが理想ですね。

――おとうさんとおかあさんがケンカをするシーンも印象的でした。

僕の中ではケンカしているイメージはないですけどね。というのも、おかあさんのキャラクターが優しいじゃないですか。頭ごなしに怒るのではなく、淡々と言ってくる感じで。まあ、その分グサッとくるんですけど、麻生さんに怒られたいという思いもあって(笑)、楽しかったです。

――妹が生まれたことで両親の愛を奪われたと感じてしまうくんちゃんに対しては、どのような思いを抱かれましたか?

僕は一人っ子だったので、兄弟に愛が奪われる経験がなかったんです。多分、おとうさんも一人っ子だったのかなと。だから、おとうさんにはくんちゃんの気持ちが分からないところがあって、なんでこんなにわがままを言うんだろうと思っていたんじゃないかと思うんですよね。あと、一人っ子は家の外に壁があるんですけど、くんちゃんの場合、家の中に壁があるので、その差は面白かったです。