浜辺美波×佐藤大樹スペシャル対談(前編) 「美波ちゃんはにじみ出るヒロイン感がすごい!」〈映画「センセイ君主」公開記念SP連載〉

2018/07/29 12:15 配信

映画

イケメンだけどヒネクレ者の数学教師・弘光由貴を竹内涼真が、そんな弘光に恋するヒロインの佐丸あゆはを浜辺美波が演じる、8月1日(水)公開の映画「センセイ君主」。「ヒロイン失格」の幸田もも子による同名コミックスを、映画「君の膵臓をたべたい」の月川翔監督が映像化した今作は、思い切りポップでキュートなラブコメディー。

ドタバタ劇の中で純粋に恋をするあゆはに胸を打たれるのと同時に、佐藤大樹演じる幼なじみ・虎竹と川栄李奈演じる親友・アオちんとの友情ストーリーも胸に染みる。今回は、ヒロインのあゆはを演じる浜辺と幼なじみの虎竹を演じる佐藤が、全力で挑んだ撮影をプレイバック!

「演じれば演じるほど、あゆはとの距離感がつかめていった」(佐藤)


8月1日(水)公開の映画「センセイ君主」で共演した浜辺美波、佐藤大樹ヘアメーク=鎌田順子(浜辺)、大木利保(佐藤)/スタイリスト=瀬川結美子(浜辺)、JUMBO(佐藤)


――この連載初登場の佐藤さんから、お話をお伺いします。まず、クランクアップした時の感想をお聞かせください。

佐藤「今までやってきた作品、特に映画の現場でこんなに『終わりたくない!』と思ったのが初めてなくらい楽しい現場だったので、ちょっと寂しい気持ちでした。

現場がとにかく楽しかったんです! キャストの仲が良いのはもちろんですが、今回男性陣が涼真くんと僕の2人しかいなかったんですけど、涼真くんが現場を明るくしてくださったんです。

それから、スタッフの皆さんのこの現場が大好きで盛り上げようという気持ちが全面から伝わってきたので、疲れた時も皆さんを見ていたら元気になれました。撮影が終わってからスタッフの皆さんとご飯にも何度も行きましたし、現場に行くのが毎日本当に楽しかったです」

――虎竹を演じてみていかがでしたか?

佐藤「演じれば演じるほど、あゆはとの距離感やしゃべり方が自分の中でつかめていく気がしました。リハーサルの時はまだ固まりきっていなかったんですけど、その変化が撮っていくうちに出来てきて、それが画にも表れているんじゃないかと思います」

「佐藤さんはお兄さんのような方」(浜辺)


佐藤は浜辺のことを「本当にとんでもない女優さんです」と大絶賛!ヘアメーク=鎌田順子(浜辺)、大木利保(佐藤)/スタイリスト=瀬川結美子(浜辺)、JUMBO(佐藤)


――あゆはとアオちん、そして虎竹の関係性が今作の土台になっていると思うのですが、現場でのお2人はどんな関係性だったんですか?

浜辺「私はやりたいことを思うようにやらせていただいていたのですが、佐藤さんはそれを許してくださる存在でした。どんなことにも笑ってくださるし、みんなを包み込んでくれるお兄さんのような方」

佐藤「ありがとうございます(笑)。役柄もそうなんですけど、美波ちゃんはにじみ出るヒロイン的素質がすごくて! 本当にとんでもない女優さんです。まだ17歳なんですよね? 本当にすごい」

浜辺「いえいえいえいえ」

佐藤「僕、あゆはのことめちゃくちゃ好きでした! 毎日、あゆはに会えるのが本当に楽しみだったんです。美波ちゃんと川栄さんは共演済みで最初から仲が良かったので、僕もすぐに溶け込むことができました。

最初は男1人で不安だったんですけど(笑)、そんなことは全然なくて、とてもやりやすかったです。教室のシーンとか本当に楽しくて、カットが掛かるたびに笑ってました」