――藤川はムードメーカー的な存在で、浅利さん自身も明るいイメージが強いですが、役柄とリンクしているな、と感じたことはありますか?
僕自身、最初は全然明るくなかったんですよね。そういった意味では、この藤川という役に成長させてもらった気がします。三枚目のパス回しじゃないですけど、そういうのができるようになったというか…。現場でも力を抜いていられるようになりましたし、そういう意味では、僕自身も成長できたのかな、と思います。
――では、今では現場でもムードメーカー的存在?
いや、場所によります。何もしなくていい時は何もしない。疲れちゃいますからね、無理に明るくはしないことにしてます(笑)。
――最後に、浅利さんにとって「コード・ブルー」はどんな作品ですか?
骨です。「コード・ブルー」をきっかけに、いろんな人たちとお芝居することで、現場において大変なことも楽しいことも、いろいろ感じられる事を知りました。スタッフさんとディスカッションする機会があることで、ドラマ作りの大変さも含めてたくさんの経験をすることができました。
一番最初は20代前半でしたから迷うこともありましたが、今、30歳になって、だからこそ20代の男の子とかに対して技術的な面でも、気持ち的な面でも支えになってあげなきゃと考えるようになって、ここから30代、次は何をしようかって感じになれたのだと思います。
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