井沢(沢村一樹)たちは、ミハンシステムがリストアップした危険人物・佐伯卓郎(小野了)の捜査を始める。佐伯は銀行に勤続36年。妻に先立たれてからはアパートで独り暮らしをしており、毎朝決まった電車で出勤し、定時に真っすぐ家に帰るという、殺人とは無縁そうな真面目な男だ。
だが、佐伯にはこの1年の間に多額の出金記録があり、預金残高はわずか。また、捜査前夜の仕事終わりには会員制バーに立ち寄っていた。
小田切(本田翼)は、行員として佐伯が務める銀行に潜入。そこに、客を装って田村(平田満)もやってくる。その際、佐伯と田村が小学校時代の同級生だったことが判明する。
そんな中、突如として銃声が鳴り響き、2人組の強盗が現れる。防犯カメラや通報ボタンの位置を熟知し、テキパキと金を詰め込んでいく強盗たち。だが、ほどなく警察が駆けつけると、強盗犯は小田切らを人質に行内に立てこもり始める。
山内(横山裕)や南(柄本時生)が予期せぬ事態に緊迫する中、監視カメラで佐伯の動きを注視していた井沢は、彼が強盗犯とアイコンタクトをとっていたことに気づく。
井沢は「佐伯は強盗が入ることを知っていた」と勘繰る。危険人物である佐伯が、もし強盗を手引きしているとしたら、彼はいったい何をしようとしているのか!?
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