「第41回“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース」の模様が、7月29日(日)朝11時より9時間半にわたってBS12トゥエルビで生中継される。台風12号の影響が心配されたが、決勝レースは予定通り、11時30分にスタートする予定だ。
本大会は、1978年から三重・鈴鹿サーキットにて毎年開催されている日本最大級のオートバイ耐久レースで、1台のマシンを2人または3人のライダーで乗り継ぎ、8時間でどれだけの距離を走れたかを競う。
1980年からは世界選手権の一戦に加わり、海外から実力のあるトップライダーたちが参戦。また、今年は昨年に続きFM世界耐久選手権の最終戦に位置付けられており、今大会で世界耐久王者が決定するだけに、いっそう注目を集めている。
「鈴鹿8耐」は「スプリント耐久」と呼ばれるレースだ。優勝するためには、通常の耐久レースのペースではなく、スプリントレース並みの速さ、そして8時間を走り切る安定性が求められる。
さらに、鮮やかな「ピットワーク」も見どころの一つで、約1時間に1回のピットインに際して行うタイヤ交換と燃料補給、そしてライダーの交替を、わずか20秒足らずで終わらせてしまう。マシンやライダーだけでなく、ピットクルーたちも一丸となって優勝を目指すのだ。
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