植田真梨恵「フラッシュバック率がすごい(笑)」デビュー10周年記念ライブ終幕!

2018/07/31 21:18 配信

音楽

力強い歌声を響かせる!撮影=竹谷さくら


アニバーサリーライブがスタート!


デビュー当時のインタビュー音源がライブハウスに響き渡った後、バンドメンバーが入場してくると満員の観客からは自然と拍手が沸き起こり、最後に植田が入場してくると、一気にそのボリュームは最大に。

軽快なバンドサウンドが響き、1曲目に「未完成品」を披露。クラップでファンを鼓舞すると、続く「きえるみたい」ではしっとりと植田のギター弾き語りからメッセージ性の強い同曲を歌い上げる。

そしてファンの手拍子が入り、「ハルシネーション」へ。軽快なテンポで何度も口ずさみたくなるメロディーに聴き入っていると、最初のMCへ。

「最後まで楽しんでってくださいね!」という呼び掛けも、実に彼女らしい押しつけがましくないあおりでうれしくなっていると、ワクワクが止まらないセットリストがそこにはあった!

MC後には「センチメンタリズム」を持ってきて、「今日は最初から最後までフルスピードでいくんだよ!」と言わんばかりの激しいパフォーマンスで盛り上がり、続けて「ミルキー」で楽しげなリズムを刻んだら、「G」へ。

序盤からエンジン全開の観客がテンション高くステージを見詰める中、突然雑踏に迷い込んだかのようなガヤガヤした音がどこからともなく流れ始め、ノリの良いテンポで「中華街へ行きましょう」が流れ出す。

こういう楽曲の振り幅の大きさも彼女の魅力だ。破壊的なバンド音を奏でたかと思えば、ある時はダークな音楽で黒く包み込み、またある時は反対にカラフルポップなメロディーで楽しませてくれる。

中華街を満喫した後は、観客の手拍子と植田の歌声&楽しげなステップのシンクロ具合が心地よい「シンクロ」だ。

西村広文のキレッキレなピアノでテンションを保ちながら終えると、楽しげなあおりから始まる「カーテンの刺繍」では、「ら~らら~ら~」と観客と一体になって盛り上がる。

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