アフレコは強い絆で結ばれた関係性!?原作・西義之もサプライズ登壇「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」トークイベント開催

2018/07/30 16:00 配信

アニメ

【写真を見る】笑顔でトークを繰り広げる村瀬歩(写真左)と林勇(写真右)(C)西義之/集英社・ムヒョロジ製作委員会


イベントが始まると、主人公の天才魔法律家・六氷透(ムヒョ)役を演じる村瀬歩、ムヒョの助手を務める草野次郎(ロージー)役を演じる林勇に加え、監督を務める近藤信宏が観客の大きな拍手と共に登場。MCからアフレコ現場での雰囲気を聞かれると、村瀬は「自由にアフレコさせて頂いて、最初はムヒョの心の部分がわからなかったんですけど、ロージーの芝居を受けて自分の中でムヒョらしさが作り上げられていきましたね」とコメントし、ムヒョとロージーのように強い絆で結ばれた関係性を明らかにした。

そして、イベントのサプライズゲストとして本作の原作者・西義之が登場すると、会場は観客の大きな歓声に包まれた。アニメ化が決まった時の感想を聞かれ、西は「初めて話を聞いた時は嘘だと思いました(笑)。全然実感が沸かなかったです。でも、完成したアニメを見て、改めていいマンガだなと思いましたね(笑)」と冗談交じりに話す。さらに、「嘘偽りがあると読者にもわかるので、本当の自分が出たというか、削って削って魂から出てきた作品ですね。あと、実は霊感もあるんです」と裏話を明かす。

独特の世界観を持つ本作のアニメ化にあたって、近藤は「アニメ化の話を頂いた時は、周りのスタッフも盛り上がっていて、人気のある作品なんだなとプレッシャーがかかりました。ホラー作品を手掛けたかったというのもありましたが、怖さだけでなく色んな楽しみ方ができるように作っています。音楽についても、音楽だけで楽しめるくらいクオリティの高いものができあがったので、ぜひヘッドフォンで聞いてもらいたいですね」とこだわりを語った。

一方、キャラクターの役作りについて、村瀬は「キャラクター性を理解した上で、体現してくださる経験豊富な先輩方が周りにいたので、その中に入っていけばいいという感覚になれました。マンガと違ってアニメは一連の動きがあって、音との連動もあるし、シーンの盛り上げ方や完成形が分からなかった部分もあったんですけど、みんなで協調して作り上げていくことができました」とコメント。

林も、「ロージーは本作の中で“成長”というワードを担っているんです。最初はおっちょこちょいで頼りないんですけど、回を重ねるごとに成長を遂げていく部分とか、成長する上での気持ちの変化を表現できるように心掛けました」とこだわりを明かした。

最後に、村瀬が「ストーリーも骨太で、キャラクターも個性的ですし、映像の美しさや、奇麗で迫力のある音とか、現代でアニメ化して意味のある作品だと思いますし、僕たちも魂を込めて演じさせていただきましたので、ぜひお楽しみに!!」と締めくくった。