茉希の協調性の無さは傷ついた過去が原因となっていた。中学のとき男子をナイフで刺したと騒ぎになったこと(濡れ衣だったことが今回分かった)、そして女友達に裏切られたことがきっかけで、それ以来、茉希は人を信じることをやめ、不登校になってしまったという。
一方、わかばが元々所属していたチアリーダー部の1年生・芙美(伊原六花)は、部長の望(堀田真由)に嫌われて孤立していた。芙美に話しかけたわかばは、野球部の応援曲に芙美が思い入れのある曲を提案したが、望に却下されたことを知る。
その曲こそが、ブルーハーツの「人にやさしく」。
わかばは、芙美のイヤホンから流れる「人にやさしく」の持つ曲の強さと、誰かを応援する気持ち=まさに“チアスピリット”を感じ取り、祭りで踊る曲にと即決し、商店街のステージに立ったのだった!
今作を見てきたファンにとって、第4話の後半は感動の連続だっただろう。まずは、茉希不在のまま振り付けを考えようかとする「ROCKETS」の元に、おでこを出した茉希が帰ってきたシーン! 夜の路上で踊る茉希を汐里が見つけ、ひとりぼっちで苦しんでいた茉希の心を包み込んだことから、再び仲間と踊る場所へ戻ってきたのだ。「JETS」の真似なんて茉希の気高いプライドが許さないはずだったが、友情が軽くプライドを飛び越えた。
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