安達祐実が「ケンカツ」でシングルマザー役に!「母親っていろいろ背負って生きてる」

2018/08/07 07:00 配信

ドラマ

8月7日(火)夜9時から放送の「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)第4話に、安達祐実がゲスト出演する(C)カンテレ

8月7日(火)夜9時から放送の「健康で文化的な最低限度の生活」(フジテレビ系)第4話に、安達祐実が心に葛藤を抱えるシングルマザー役で出演する。

本作は、柏木ハルコの同名漫画が原作のヒューマンドラマ。吉岡里帆演じる新人公務員の義経えみるが、生活保護受給者を支援するケースワーカーとして奮闘し、成長していく。

今回、安達は娘の育児にも前向きで、働く意欲も高い一方、”自分はこんなはずじゃない””早く働かねば”と焦りを抱えるシングルマザーの岩佐朋美を演じる。

朋美は元夫のDVで受けた心の傷があり、同世代の女性と自分の境遇を比べてしまい、誰にも言えない葛藤にさいなまれていた。

そんな朋美を担当するえみるの同期・七条(山田裕貴)は、自身も母子家庭で育ったことから、一日でも早く就職してもらいたいという思いで、積極的に朋美の背中を押していく。

しかし、そんな七条の思いが重荷になったのか、朋美は音信不通に。朋美の異変に気付いたえみるは、七条に注意を促すが意見が合わず、2人はけんかに発展。そんな、熱さゆえに朋美への対応に思い悩む七条を見かね、上司の京極(田中圭)が声をかける…。

朋美を演じた安達は、「シングルマザーだから、自分が子どもを食べさせていかなければならない。だから働きたい。けれど子どもがいるから働けない。この悪循環は理解できました。

自分の中に理想の母親像があるのに、そうなれていない。子どもに対する申し訳なさや、かわいそうなことをしてしまっているという罪悪感……。母親っていろいろ背負って生きているんです」と同じ女性、母親としての思いを話す。

そして、「この作品は、社会的弱者に焦点を当てていますが、実際に知らない話ではないし、身近にあることだと思いました。人に寄り添っていける作品なので、どの立場の人でも、感動があったり、反省だったり、いろいろ感じられるドラマです」と本作の見どころを語った。