“理想の夫婦”名取裕子&宅麻伸、最新作では“夫婦の協力”に注目!

2018/08/11 06:00 配信

ドラマ

8月12日(日)夜9時から名取裕子主演「ドラマスペシャル 法医学教室の事件ファイル」を放送(C)テレビ朝日

「ドラマスペシャル 法医学教室の事件ファイル」あらすじ


ある日、港南医大法医学教室の准教授の二宮早紀(名取裕子)が運転する車の前に、若い女性が飛び出してきた。幸い接触はしなかったが、彼女は髪が濡れている上、手や衣服には血が付着しており、様子がおかしい。

しかも、女性は急いだ様子で早紀から携帯電話を借りると、横浜東署にかけ、“浜田刑事”を呼び出そうとする。だが、そんな刑事はいないと対応されると、横浜東署まで連れて行ってくれと早紀に頼んできた。早紀は「何があったのか話して」と語りかけるが、出発してすぐ彼女は眠り込んでしまい、わけがわからない。ところが、署に到着して起こそうとすると、なんと彼女は死亡しており、早紀はがく然とする…。

まもなく、女性の身元は元美容師・夏井真弓(吉田まどか)と判明し、死因は溺死。それを聞いた一馬は「水のない車内で溺れたのか!?」と驚くが、真弓は一度蘇生したものの、溺れたときに水を吸い込んだことにより、後から肺水腫を起こす“二次溺水”により亡くなったのだと、早紀は説明する。

その直後、彼女の同棲相手・近藤悟史(平野宏周)の刺殺体がアパートの自室で発見される。2人はこのところよくもめていたらしく、浴槽には大量の髪の毛が落ちていたことから、一馬は悟史に浴槽に顔を押し付けられ殺されかけた真弓が息を吹き返し、彼を刺したと考える。しかし、早紀は真弓の最期の様子から、彼女の犯行とは思えないと反論。

そんなとき、早紀の中学時代の同級生・倉重啓司(益岡徹)が連絡してきた。倉重は先日、早紀が初恋の相手だったと告白してきたばかりだったが、今回は真弓の事件で早紀に聞きたいことがあるという。実は、倉重は結婚後、亡き妻の姓“浜田”を名乗っており、ここ数年、“横浜東署の刑事”と身分を偽って、夜の街にたむろする若者たちを諭していたらしい。つまり、真弓が死の間際に探していた“浜田刑事”とは、倉重のことだったのだ。

倉重は、真弓は自分にとって娘のような存在だったと告白し、彼女は絶対に犯人ではないと主張する。真弓の死に責任を感じていた早紀は、彼女の無実を証明してみせるという倉重と共に、事件を調べはじめる。

一方、一馬は県会議員・小山田耕一(長谷川初範)を直撃する。悟史の部屋から、小山田の妻・美穂子(加茂美穂子)が事故死した記事の切り抜きを多数発見したからだ。だが、怒った小山田は横浜東署に赴任したばかりの新署長・玉田元子(高岡早紀)に圧力をかけてきた。元子は、悟史を刺殺したのは真弓と断定。被疑者死亡で送検するよう、一馬に言い渡す。