本当は悪いことだと分かっているけれど、目をつむってこっそりする「小さな罪」。
誰もがどこかで身に覚えがあるものばかり。しかし、そんな「小さな罪」が連鎖して積み重なり、2歳の男の子の命が奪われる事故が起こる。
新聞記者である被害者の父親は、息子の死の真相を突き止めようとし、「小さな罪」を働いた人たちに次々に接触していく。しかし、彼らは自分のしたことが「殺人」だとは認めない。それどころか、なぜ自分が責められなければならないのか、誰もが怒りをあらわにし、追及する父親を逆に非難する。
誰も謝罪をせず、誰もが人のせいにし、自分の責任を認めない。責任を追及しようにも、法で裁くことができない。
追い込まれた父親と母親は、幼い息子を失った悲しみと怒りの矛先を、自分自身に向けていくことを余儀なくされていく…。果たして、息子を殺した犯人は誰なのか⁉
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