成田凌 「コード・ブルー」の15年後があるなら『コンタクトにしたい(笑)!』

2018/08/15 11:00 配信

映画

「灰谷は”灰色”なんですよ。つまり、白石先生(新垣結衣)と黒田先生(柳葉敏郎)のサラブレットなんです!」撮影=大石隼土


すごく見守ってくれてる感じがある


――ドラマ版で新加入でしたけど、劇場版では“ホームに戻ってきた感”はありましたか? ドラマ版と劇場版の違いみたいなものもありましたか?

ドラマが終わって1カ月ぐらいあったので、ホーム感はありましたね。医療リハとかも緊張しないで、淡々とこなせる感じが。最初は、とにかく、手がブルブルでしたからね。医療リハ最初の時半端じゃない。本当に、人がブワーっていて、すごいピリピリしてて。何にもわからないでそこにいると、視覚的にただピリピリしてる空気だけ伝わってくるので大変だったんですよ。初療室のシーンは僕たちはわからないことしかないので、そこは先輩たちにすごい教えていただきましたからね。

――どれくらいの段階から構えずにそのような医療リハに臨めるようになっていくものなんですか? 

最初の方に山下さんが食事会開いてくれて、そこが大きかったですね。まず、そこから緊張をほぐしてくれたというか。先輩たちの受け入れ態勢がすごかったんですよね。それもあって、劇場版の医療リハはリラックスした状態で入れました!(笑)。

――先輩方、さすがですね。

本当に偉大だなって思いました。なんか、すごく見守ってくれてる感じがあるんですよ。他のみんなも話してたかもしれないけど、“何も言わない先輩シリーズ”で言うなら、冷凍倉庫でのシーンで最後の方に藍沢(山下)先生からの電話が掛かってくるところがあるんですけど、もうそれだけで安心でした。声というか、藍沢先生がどこかに存在してるってだけで安心するパワーっていうか。その安心感たるや、すごかったですね。比嘉さんだって寝てるだけで癒やされるんだから! すっごい体勢で寝るんですよ、比嘉さん(笑)。立ったまんま寝るとか(笑)。その姿に癒やされました!

――最後に、劇場版の見どころを教えてください。

今回は映画公開前に、フェローそれぞれのスピンオフ作品があって、その作品が一人一人の人間としての物語なんだってことを知ってもらえるんじゃないかなって思いました。そんなことを知ってから劇場版を見てもらうと、すごい成長が見えると思いますね。僕たちが一つハードルを超えるごとに先輩たちがちょっとでも前に進めやすくなるような、そんなつながりも感じてもらえると思いますね。