吉沢亮の喜怒哀楽に迫る!「俺、けっこうすぐ怒っちゃうんですよ」

2018/08/17 06:00 配信

芸能一般

放送中のドラマ「GIVER 復讐の贈与者」(テレビ東京系)で吉沢亮が演じる主人公は、冷徹な復讐代行業者。氷の感情の持ち主を演じる吉沢亮に、自身の感情についても語ってもらった。

感情が分からないという性質をどう表現するか


「このドラマでの義波は人間味がないところを一番意識して演じ、ギャップを出そうとしています」

吉沢亮が主演ドラマ「GIVER―」で演じるのは、生まれつき人間としての感情に欠けている義波。依頼を受けて復讐を行い、時にはターゲットの命を奪うこともあるダークヒーローだ。

「義波の感情が分からないという性質をどう表現するか。最初にそれを考えました。義波はそれなのに復讐代行のため誰かになりきっているときは、普通の喜怒哀楽がある人間として振る舞えるんですよね。それはどうしてなんだろうというのが僕としても謎でした」

謎の少女TAKER(森川葵)が率いる復讐代行組織が、義波にある人物を装い、ターゲットに接近するようセッティングする。

「きっとTAKERに全て台本を書いてもらっているんでしょうね。だから、自分には感情がないけれど、演じることはできる。ほとんど劇団ですよ。そして義波は役者。僕は“演じている” 義波を演じているんです。他の作品のように感情で演じるわけではないので難しくもあって、演技のアプローチの仕方が今回は挑戦だなと思います」

演出は27歳の小林勇貴Dら。第1話の脚本には吉沢からリクエストをすることもあったとか。

「いや、ダメ出しではないんですけど、強烈な描写が多かったので、大丈夫かなと思って不安な点を言わせてもらいました。もともと『勇者ヨシヒコ』シリーズ(2011年ほかテレビ東京系)なども好きで、この『ドラマ24』は挑戦的な枠ということは分かっているんですが、やはり今回は主演ということもあり。これまで他の作品ではなかったことです」