田中圭、最旬俳優らしからぬ“特殊体質”を告白!?<SPグラビア&インタビュー>

2018/08/18 09:00 配信

ドラマ

“最旬俳優”田中圭に独占取材を敢行撮影=大石隼土


8月はドラマの撮影と舞台稽古を並行してこなすことに。多忙な日々をどう過ごしている?

「とにかく僕にはルーティンというものがなくて、俳優という仕事柄、毎日決まったことはやりません。仕事が終わって自宅に帰る前に、必ずワンクッション置くことぐらい。誰かとご飯を食べたり、友人のいるところに遊びに行ったり…。一人でいることはあんまりないです」

そう断言する田中は、寂しがり屋であるようにも思えるが、常に他人といても苦にならないという、突き抜けたコミュニケーション能力の持ち主とも言える。

「うーん、誰とでもすぐに仲良くなれるわけではないですが。ただ、少なくとも他人に対して閉じてはいないつもりです。そう言えば、先日、『ケンカツ』で共演している井浦新さんが勧めてくれた美術展に行ってみたんです。そういう場にいると、絵画を見る目的も人によって違うんでしょうし、いろんな人の物事の捉え方を広いクッションで受け止められる人になりたいなぁと思えました」

新しいことを吸収する力と、卓越した共感能力。田中が多くの人から愛されるのはそれ故かもしれない。

「ドラマ、映画、舞台でと、それぞれの現場に僕の芝居を気に入ってくれる人がいて、恵まれた状況だと思うけれど、褒められたとき、自分のどの部分を言っているのか、分からないんです。自分で『演技が下手だなぁ』と思ったこともないけれど、『俺、芝居うめえなぁ』と思ったこともないし、すごく普通にやっているつもりなので」

自分の才能に気付いていない天才型?と聞くと、即座に否定された。

「いやいや、努力型ですよ、僕は。そう見えないだけで、常にコツコツとやってますから(笑)」